北海道高等学校総合体育大会バレーボール競技大会が、函館市の函館サーモン・まるなまアリーナ、函館大学、函館中部高校で開幕。6月9日の開会式に続き10日は男女の予選グループ戦が行われた。
女子では前年優勝の札幌大谷、準優勝の旭川実業、帯広南商、札幌山の手など22校が11日からの決勝トーナメントに駒を進めた。
前年優勝で連覇を狙う札幌大谷は、初戦で小樽双葉と対戦、第1セットを25-11、第2セットを25-15で取り、2-0のストレートで決勝トーナメントへ進出を決めた。4月から指揮を執る元沢陽介新監督は、「この2か月間はフィジカルの強化をテーマに掲げてやってきた」と語った。また、「フレキシブルに戦えるようにメンバーを固定せず、チーム作りに取り組んできました」と話した。
キャプテンでリベロの瀬川あさひ選手(3年)は、新チームとなってから、コンビプレーやブロックの練習を強化してきたと語り、個人としてはサーブレシーブとスパイクレシーブの両立を意識して練習してきたと話した。決勝トーナメントに向けては、「悔いが残らないよう、全員で勝ちにいきたい」と意気込みを語った。

セッターの高山瑚都選手(2年)は、1年時からチームの司令塔として活躍。上級生となって臨む今大会について、「自分が伸び伸びやらせてもらう立場ではなく、先輩をサポートしつつ、後輩を引っ張る立場になった。自分が去年そうさせてもらったように、プレーや声かけを含めて、後輩が安心して伸び伸びとバレーできる環境を2年生は作ろうと話をしてきた」と語った。
さらに、「昨年のような絶対的なエースはいませんが、その分、みんなでつなぎ、全員で攻撃できるチームにしたい。全員が同じように頑張れるチームにしたい」と話した。自身の目指すプレースタイルについては、「『勝つ』ということは大前提として、見ているお客さんやベンチのメンバーが面白いと思ってくれるバレーができるように頑張りたい」と語った。

一方、札幌山の手は初戦で釧路江南と対戦。1、2年生を主体としたメンバーで臨んだが、第1セットは25-13で先取。エースでキャプテンの渡邊陽織選手(3年)は第2セットから出場し、高さのあるスパイクを軸に安定したプレーを見せ、第2セットも25-9で奪い、2-0のストレート勝ちを収めた。
渡邊陽織選手は「新チームになって1、2年生が主体なんですけど、みんな緊張してる中でミスもあった。それでも頑張ったと思います」と笑顔で振り返った。この春入学した妹の渡邊麻妃選手も第1セットから存在感を示すプレーを見せました。同じ高校でプレーしていることについては、「中学生の頃から一緒にプレーしてきた妹なので、すごく頼りになる存在です」と話した。
ここまでのチーム作りについては「毎日、『基本に忠実』という言葉を大切にしていて。特別変わったことはしていませんが、『自分に厳しく』ということを意識して練習してきました」とコメント。どんな大会にしたいかと問われると、「去年も3位で終わってしまい、インターハイ出場につなげられなかった。去年の悔しい思いもぶつけて優勝したい」と、決勝トーナメントへの意気込みを語った。
大会は11日から決勝トーナメントが始まり、12日に男女の準決勝と決勝が行われる。

<女子決勝トーナメント進出校>
旭川実業、札幌大谷、帯広南商、札幌山の手、岩見沢緑陵、東海大札幌、遺愛女子、札幌東商、帯広大谷、小樽双葉、とわの森三愛、室蘭栄、北見柏陽、旭川志峯、恵庭南、札幌北斗、遠軽、釧路江南、北海道科学大高、旭川龍谷、北海道栄、クラーク記念国際
<男子決勝トーナメント進出校>
札幌大谷、北海、とわの森三愛、東海大札幌、白樺学園、未来創造、札幌西、滝川、北海道科学大高、北見柏陽、旭川工業、室蘭栄、札幌藻岩、岩見沢緑陵、恵庭南、北見北斗、釧路工業、旭川実業

