自民党は11日、衆議院議員の定数削減を巡り、国会での与野党による協議で結論が得られない場合は、比例代表のみ45議席を削減するとした法案を了承した。
法案では、現行の衆議院議員選挙制度について、「近年人口が減少しており、かつ、さらなる減少が見込まれる状況に鑑み、衆議院議員定数の定数削減を含め検討が加えられ、結論を得る」としていて、衆議院議長のもとに設置されている与野党の協議会で、法律の施行から1年以内に結論が出なければ、「比例代表の定数を176人から45人削減する」と明記した。
また、日本維新の会も11日、党内の会合を開き、同じ法案を了承した。
維新の浦野政治改革実現本部長は記者団に対し、「与党は足並みを揃えて、野党の皆さんとも極力ご理解いただけるように丁寧にやっていく」と強調した。
両党は今後、党内手続きを経て、法案を近く共同提出し、今国会中の成立を目指す考えだが、野党からは反発する声が挙がっていて、先行きは不透明な情勢だ。