平和記念式典には、戦火にさらされているイランから市民14人も参列していました。
少年の写真を手にした男性を先頭に、平和公園に入っていく黄色いシャツの団体。
広島のNPO法人が招待した14人のイラン市民です。
同じ会場にはイランのセアダット駐日大使の姿もありました。
イランでは現在、アメリカ、イスラエルとの軍事衝突が続いていて、広島訪問の直前にも爆撃があり、一時は来日できるかどうか不透明な状況に。
今年2月にはイラン南部の小学校でミサイル攻撃により160人以上の児童が死亡したとされています。
写真はこの攻撃で亡くなった7歳のマカンさん。
写真を抱えていたのは父親のシラウス・ナシリさんと母親のアシエ・ラヒネジャドさんです。
戦禍に見舞われる祖国を思い式典に臨みます。
セアダット駐日大使は「広島で起きた悲劇と今年イランで起きた悲劇は同じ」として犠牲者を悼み黙とうをささげました。
式典を終えた後ナシリさんらは戦争がもたらした悲しみ平和への思いを訴えました。
【7歳の息子亡くした アシエ・ラシネジャドさん】
「式典は、当時の写真などから、81年前を振り返る場だと思っていましたが、実際は想像以上の式典だった。81年が経った今も、世界中から多くの人が集まり、未来へ平和のメッセージを発信する素晴らしい式典だと感じた。これから私たちも努力し、イランで起きたことの実相を世界中にメッセージとして、発信していきたい」
《スタジオ》
NPO法人モーストは20年以上、イラン国内の化学兵器の被害者を平和祈念式典に招いているがことしは諦めかけるほど、招待の実現に困難があったということです。
