気象庁などは、 大雨や河川氾濫など4種類の災害の 警報や注意報などの防災気象情報を新しく5段階にレベル分けで発表し、 レベル4の「危険警報」を新設しました。
気象庁などは、 これまでの気象警報や注意報などの 「防災気象情報」について、 「複雑でわかりにくい」と指摘を受け、 有識者による検討会を行い、見直しを進めました。
新たな防災気象情報は 「河川氾濫」「大雨」「土砂災害」「高潮」の4種類の災害について、5段階にレベル分けをして発表します。
また、 レベル5の「特別警報」とレベル3の「警報」の間に、レベル4の「危険警報」が新設され、 河川氾濫の特別警報も新設されました。

レベル5の河川氾濫の特別警報は、河川管理者が都道府県などに連絡し、さらに気象庁に情報を提供することで、 発表するということです。
「河川氾濫」に関する情報は当面は全国の400余りの「洪水予報河川」に指定された 大きな河川などが発表の対象になります。
「洪水予報河川」に指定されていない「水位周知河川」については、 気象庁は「大雨」の防災気象情報で発表しますが、 氾濫危険水位に達した際などは 河川管理者や自治体が川の水位情報を発表します。
また、警報級の気象現象が5日先までに予想されるときに レベル1の「早期注意情報」が発表されます。
土砂災害と高潮も5段階レベルで示され、 土砂災害はこれまでレベル4の「土砂災害警戒情報」が 発表されていましたが、「レベル4土砂災害危険警報」に名称が変わります。
高潮はこれまで「高潮特別警報」と「高潮警報」がともに レベル4で発表されていますが、
「レベル4高潮危険警報」が新設されるため、 5段階で示されます。
気象庁は自治体が出している避難情報のレベルとあわせることで、レベル4までに危険な場所から必ず避難するよう呼びかけます。
新しい「防災気象情報」は、 5月28日から運用を始めました。
