マスクで顔を覆い警察に連れられていく佐々木裕介容疑者(38)。
大規模詐欺グループの重要人物としてタイで拘束されました。
佐々木容疑者は拘束されたタイの隣にあるカンボジアで、特殊詐欺グループの指示役だったとみられています。
このグループをめぐっては2025年5月、日本人29人が拘束されました。
タイ警察による聞き取りの様子では、通訳を通して厳しく問い詰められています。
通訳:
タイにはどれくらいいる?
佐々木容疑者:
2、3年…。
通訳:
いろんな国に行ったり、どういう目的?
佐々木容疑者:
…。
今回の詐欺の拠点となったカンボジアへの渡航歴が確認されていないという佐々木容疑者。
日本人も多く暮らすバンコク中心部のトンローで、佐々木容疑者は家族と一緒に高級マンションで生活していたということです。
タイ警察によりますと佐々木容疑者はタイへの出入国が69回。
バンコク市内の高級マンションで生活しながら、カンボジアの拠点に指示を出していたといいます。
また、借金を抱えた日本人が詐欺拠点で働かされていたケースも確認され、人身売買との関連も捜査しているということです。
被害額は数十億円に上るとみられています。
佐々木容疑者は6月中旬にも日本へ強制送還される見通しです。