警察の調べに「お金がなかったからほしかった」と供述したのは、強盗致傷の現行犯で逮捕された中学校に通う14歳の女子生徒でした。

事件は6日の夜10時半ごろ、埼玉・春日部市にある東武スカイツリーラインの線路脇で発生。

60代の女性が路上を歩いていたところ、背後から中学生の14歳少女が接近。
60代女性の肩掛けバッグを少女が奪おうとするものの、女性側も抵抗します。

すると、少女は女性の顔面にスプレーを吹きかけたうえ、もみ合いの際にバッグから落ちた現金約4万円入りの財布を奪って逃走。

この時スプレーをかけられた女性は、全治1週間程度のけがをしました。

これは事件発生直後とされる時間に現場付近の防犯カメラに記録されていた映像。

14歳の少女とみられる人物が走り去ったその直後に、被害女性とみられる人物が追いかける様子が捉えられていました。

そして、犯行現場から約150メートル離れた辺りで、14歳の女子中学生が取り押さえられ現行犯逮捕されたということです。

女子中学生によるスプレーを使った強盗事件に、近隣住民も「まさか中学生。それがこんな身近で起きるとは正直びっくり」「14歳ぐらいだと見栄でとか、そういう感じで悪いこと、それが面白いとかもあるけども(今回の事件は)そういうのじゃないもんね」などと、驚きを隠せません。

14歳がなぜこうした犯罪をしたのか、明星大学・藤井靖教授は「思春期特有の心理+生成AIとかネット上との色々なやりとりが影響している可能性はある。そこで計画のブラッシュアップが起こって、だんだん自分にもできるかのような思い込みにつながる可能性がある」と話しました。