佐賀県警の科学捜査研究所で不正なDNA型鑑定が行われていた問題。元科捜研で長年にわたり、鑑定業務などに携わった専門家は科捜研の構造的な問題を指摘しました。

【徳島県警科捜研元職員 藤田義彦さん】
「科学捜査研究所がですね、警察の中に入っていること自体が非常に相入れないものなんですよね」

徳島県警の科捜研で30年以上にわたり鑑定業務などを行ってきた藤田義彦さんは、科捜研が警察内部に属する問題点を指摘します。

【徳島県警科捜研元職員 藤田義彦さん】
「例えば容疑者がいたら容疑者に結びつくデータを出してくれという風な圧力がかかるわけなんですよ。(鑑定結果)はやく出しなさいとかきれいなデータを出しなさいとかいうふうなことで今回の不正事案も起こったと思うんです」

警察庁の最終報告によりますと県警の科捜研では、年間1000件近いDNA型鑑定を約6人で実施していました。
藤田さんは、職員一人あたりの業務量の多さやチェック体制の不備なども不正が起きた要因として、第三者機関による客観的な科学捜査の必要性を訴えます。

【徳島県警科捜研元職員 藤田義彦さん】
「科学捜査研究所の公正性・中立性・正確性をですね担保するんであれば保障するんであればやはり第三者機関に入ってですねいわゆる捜査側警察側の圧力をかけられないような環境で鑑定する。最終報告で解決したよというには私はならないと思います」

サガテレビ
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