梅雨の時期、「頭痛で悩む」という人が増えるといいます。梅雨になると、なぜ頭痛が悪化するのでしょうか。
医師は「6月は気圧の変化が激しかったり、寒暖差が激しかったり、湿度高かったり。それらが誘因となって、頭痛発作が起きる」と気候との関連を指摘。
その上で「月に2回ほど痛みを感じたら病院の受診を」と述べ、「“たかが頭痛”と思わず、診断して治療した方がいいと思う」と提言しました。
■“日本人の7割近くが天気や気圧の変化で頭痛などの身体の不調を実感”
2026年6月4日、近畿地方や中国地方などで梅雨入りが発表されました。街の人からは、じめじめするこの時期に増える悩みについて、次々と声があがりました。
【街の人】「うちの子供も、『うわー、天気悪いんや。多分頭痛くなる』って」
【街の人】「気圧が急に下がったり、急に上がったりを前日に見て『明日しんどかったら気圧のせいや』って」
【街の人】「頭痛くなって、吐き気に近くなるときもある。(市販の)薬飲めば治まるのでついつい手軽なのでそっちで押さえちゃう」
ウェザーニューズの調査では日本人の7割近くが天気や気圧の変化で頭痛などの身体の不調を実感。特に女性は8割以上に上ります。さらに、5人に1人が梅雨に症状の悪化を感じているといいます。
■医師「気圧や湿度などの変化で脳の神経から炎症起こす物質が出て頭痛に」
なぜ梅雨に頭痛が悪化するのか。一日100人以上の頭痛患者を診察するという専門医に尋ねました。
【いわた脳神経外科クリニック 岩田亮一院長】「6月は一番、頭痛患者が増える時期。片頭痛というのは脳の病気です。脳という感覚センサーが環境に対して過敏。
6月は気圧の変化が激しかったり、寒暖差が激しかったり、湿度高かったり。それらが誘因となって、頭痛発作が起きる」
岩田医師によると、気圧や湿度などの変化で脳の神経から炎症を起こす物質が出され、それによって血管が炎症し頭痛が起きるということです。
■「月に2回ほど痛みを感じたら病院受診・診断・治療を」
では、頭痛の症状を和らげるにはどうしたらいいのでしょうか。
【いわた脳神経外科クリニック 岩田亮一院長】「(梅雨は)寒暖差を避けたり、クーラーの調整、湿度のケアをしっかりする。頭痛を起こさない生活スタイルを築く」
そのうえで岩田医師は、月に2回ほど痛みを感じたら病院を受診した方がいいと話します。
【いわた脳神経外科クリニック 岩田亮一院長】「自己判断して、市販薬でだましだましやって、吐いて動けなくなった方もいる。
(市販の)痛み止めだけで様子を見ると、慢性化して治りにくくなったり、もっと頭痛が出やすくなったりするので、“たかが頭痛”と思わず、診断・治療した方がいい」
(関西テレビ「newsランナー」2026年6月5日放送)