福島県郡山市のビッグアイ管理組合の男性事務局長(60代)が、組合の資金3755万円(推定)を横領していたことが分かった。
6月5日に会見した組合によると、事務局長は事務局次長だった2004年頃から上司が席を外したタイミングに、金庫の鍵を無断で取り出すなどの手口で資金を引き出していた。また、2025年4月に事務局長に昇格した後は、決算権限を独占し横領を重ね、期間は20年以上に及んでいた。
今年5月中旬、事務局次長が通帳原本の開示を求めたところ、事務局長が「使途不明金を作ってしまった」と自白し、横領が発覚した。事務局長は月1回に5万円から20万円を横領していたとみられていて、組合の聞き取りに「魔が差した。自分の住んでいる家も全て売って弁償する」と話している。
事務局長は6月5日付けで懲戒免職処分が決まっていて、組合は業務上横領罪での刑事告訴を検討している。一方、長期間にわたる横領が発生した原因として、事務局長に権限が集中し、誰もチェックできない状態が生じていたことや、監査が機能していなかったとしている。今後は監査体制を強化するなど再発防止を図る方針。