皇族数の確保策をめぐり、衆参両院の正副議長が合意した「立法府の総意」案の全容が判明した。
FNNの取材に対し、関係者が明らかにした。
衆参両院の正副議長は5日午前11時頃から衆院議長公邸で協議を行い、皇族数の確保策に関する「立法府の総意」案を取りまとめた。
「立法府の総意」案では、まず、「今上陛下から秋篠宮皇嗣殿下、次世代の悠仁親王殿下という皇位継承の流れをゆるがせにしてはならないことについては、立法府としてもこれを確認する」とした。
その上で、政府有識者会議が取りまとめた、女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する案と、旧宮家の男系男子を養子として皇室に迎える案の2案について、「いずれも了とし、このとりまとめを基に法制化することを求める」とした。
また、「改正後の皇室典範等による皇族数の確保の状況等を踏まえ、安定的な皇位継承を確保するための方策について、引き続き、検討することについても、附帯決議において確認するよう各党・各会派に要請したい」など、法改正後も必要な検討や措置を求めた。
その上で、政府に対して、「この『立法府の総意』を厳粛に受け止め、直ちに法律案の立案に着手し、誠実に立案作業を行い、法律案の骨子が出来上がった段階において事前に衆参正副議長に報告した上で、法律案の要綱が出来上がった段階で各党・各会派に対して全体会議の場で説明するものとする。そして、その確認を得た上で、当該法律案を速やかに国会に提出することを強く求める」と要請した。
「立法府の総意」案は、8日の全体会議で報告され、10日にも「立法府の総意」として取りまとめられ、高市総理大臣に提出される見通しだ。