福井県坂井市の婦人服縫製業「大牧縫製」、福井地裁から破産手続きの開始決定を受けたことが分かりました。負債は約1億1800万円です。
民間の調査会社・帝国データバンク福井支店によりますと、1974年創業の同社は、婦人服や子供服の縫製・加工を手がけ、素材の染色から製品化まで一貫して対応する体制を強みとしていました。
2019年には約6200万円の売り上げを計上していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大以降、業績は低迷。原材料費の高騰も収益を圧迫し、借入金の返済条件変更や従業員解雇などで立て直しを図りましたが、生産能力の低下を招き、去年の売り上げは1300万円にまで落ち込みました。資金繰りが厳しくなり5月29日に自己破産を申請していました。
負債は32人に対し約1億1800万円です。