クマが出没した際、人口知能を搭載したAIカメラでいち早く検知し、住民の安全確保につなげるシステムの実証実験が、岩手県遠野市で始まりました。

このシステムは、遠野市のケーブルテレビ局遠野テレビが放送用の光ファイバーとAIカメラを活用してクマの出没を検知し住民に知らせるものです。

6月4日は、市の職員も参加し実験内容の説明会が開かれました。

カメラは小中学校や観光地など公共施設6ヵ所に設置されていて、クマが映ると自動的に検知し出没情報や画像が、スマートフォンやメールで通知されます。

8月までの3ヵ月間、AIがクマを識別する能力や通信環境の安定性などを検証することにしています。

遠野市内では2025年、クマの目撃情報が約200件と2024年の2倍以上に増えていて、襲われてけがをした人が2人いました。

遠野テレビ 佐々木浩章専務
「学校や色々な地域の集まる場とか、市民の安心安全が確保される方向に持っていきたい」

今後は蓄積したデータをもとに、クマの出没の予測にも役立てたいということです。

岩手めんこいテレビ
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