佐賀県警の科学捜査研究所で発覚したDNA鑑定の不正について、警察庁は4日、不正は239件だったとする特別監察の最終結果を公表しました。

科捜研の元職員による不正なDNA鑑定の問題をめぐっては、警察庁が去年10月から特別監察を実施していました。
県警はこれまで、不正なDNA鑑定は130件だったと説明していましたが、4日公表された特別監察の最終結果で、警察庁は新たに110件の不正があったとして、合わせて239件の不正が確認されました。
また、239件のうち、捜査や公判への影響が出た事例は見つからなかったものの、そのうち37件は不正がなければ容疑者が判明した可能性を否定できない「影響不明」となっています。

【警察庁 楠芳伸長官】
「佐賀県警察の調査では不適切な取扱いが確認されていなかった110件につきまして、新たに不適切な取扱いが確認され、そのほとんどは鑑定結果に実質的な影響はないものでありましたが、2件については鑑定結果に実質的な影響が出る恐れがあったことが確認されたことから、佐賀県警察における調査結果に不十分な点が認められたところであります」

警察庁の楠芳伸長官は、「この種の事案の絶無を期すべく対策を強化する」としています。

サガテレビ
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