多久市の市有林に植えられていた「サガンスギ」の苗木86本が5月、抜きさられていたことがわかりました。
県によりますと抜きさられているのがわかったのは、県が50年以上かけて開発した次世代のスギ「サガンスギ」の苗木です。
「サガンスギ」は従来のスギと比べ成長速度と強度が1.5倍で、伐採までにかかる労力やコストを削減することができます。
また、花粉の量も半分以下と花粉症軽減にも期待が寄せられています。
「サガンスギ」の苗木は現在佐賀市や唐津市、それに多久市など県内7つの市町に植えられています。
このうち多久市の市有林で5月25日、植えられた3150本の「サガンスギ」のうち86本が抜きさられていることを市の委託業者が発見しました。
苗木は30センチから50センチほどで広い範囲にわたって抜きさられていて、概算の被害額は約2万円ということです。
多久市は警察に被害届を提出していて県も警察と連携し林業関係者に注意を呼びかけています。