村井知事は今後のクマ対策として、駆除だけではなく長期的に野生生物の生存環境を整えていく必要があるとの認識を示しました。
定例会見で、村井知事は、6月3日のクマ対策の会議について、早期の情報共有のための窓口として期待できると話しました。
相次ぐ人身被害を受け、クマ対策は東北各県で喫緊の課題となっていますが、村井知事は長期的な視点を持ち、野生動物が生きていける環境整備が必要と指摘しました。
宮城県 村井知事
「短期的には駆除していくことが大切だと思いますが、長期的には野生動物と共存できる体制を考えていかないといけない」
具体的にはクマなどの野生動物のエサとなる実をつける広葉樹を増やすといった活動を継続することなどを挙げています。
そして、3日午前11時ごろ、東松島市浅井に設置されていた箱わなで、体長1.2メートルほどのクマ1頭が捕獲されているのが見つかり、猟友会によって駆除されました。
浅井地区では6月1日から2日にかけて、クマの目撃情報が5件寄せられていましたが、市は、「同一の個体かは不明」としています。