おととし、熊本市の路上で面識のない大学生に暴行を加えてけがをさせ、死亡させた罪などに問われた少年の裁判員裁判です。2日は被告人質問が行われ、少年は動機について「被害者らから笑われていると思った」と答えました。
この裁判は、当時17歳だった少年がおととし2月23日の未明、熊本市中央区安政町の路上で、男子大学生の顔を殴るなどして外傷性くも膜下出血などを負わせ、死亡させるなどした罪に問われているものです。
少年は1日の初公判で起訴内容を認めていて、この裁判の争点は量刑です。
2日の被告人質問で少年は、弁護人からの質問に対し、「彼女と揉めていたところ、
被害者らから笑われていると思い込んだ」と当時の状況を説明。
遺族らへの思いについて聞かれると、「一方的に腹を立て全く関係ない被害者に
当たってしまったことを本当に申し訳なく思っている」と述べました。
また、検察からの「被害者が倒れているのになぜ蹴ったのか」という質問に対しては
「怒りにまかせ、勢いのまま何も考えずに蹴ってしまった」と答えました。
裁判は3日結審し、判決は6月8日に言い渡される予定です。