6月3日静岡県内に最接近するとみられる台風6号。線状降水帯が発生する可能性もあり、各地で台風への備えに追われています。
下田市の吉佐美大浜海岸。
普段はサーフィンを楽しむ人もいますが、6月2日に人の姿はありませんでした。
宮崎県沖を時速 約40kmで北東に進む台風6号。
今後速度をあげながら本州南岸を進み、県内には3日朝から昼過ぎに最も近づくとみられます。
3日に予想される1時間降水量は多いところで70ミリで、未明から昼前にかけ雷を伴った非常に激しい雨が降るところがある見込みです。
気象台は3日明け方から昼前にかけて線状降水帯が発生し、大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があると発表しています。
川の拡幅工事が進められていたのは磐田市の敷地川です。
2023年6月、台風による大雨で川が氾濫。
堤防が決壊し、周辺の住宅などが大きな被害に遭いました。
県や磐田市は護岸の補強などに加え、リアルタイムで川の水位を確認できる監視カメラも設置しています。
川の近くに住み農業を営んでいる男性は、対策により安心感は高まったものの、過去には避難が遅れた住民もいたため6月2日は夜通し住宅の車庫で警戒を続けるといいます。
農家・柳沢重博さん:
自分が手助けできる状況だったら様子を見ながら危険に合うことなく、助けにいければいいかなと
静岡市清水区のミカン農園も対応に追われていました。
大多和農園・大多和建詞さん:
今年植えた苗の根がまだちゃんと付いていないから、台風対策で支柱を急遽立てることにした
苗木はミカンを収穫できるようになるまで3~4年。
まだ根が浅く、2026年に植えたばかりのものを固定していきました。
また、12月に収穫を予定しているほかの木も強風の影響で細菌が入り込まないよう先週薬剤をまいていて、被害がでないことを祈るばかりです。
大多和農園・大多和建詞さん:
いまやっと実がついてきたところ。ここでダメになると1年終わりになってしまう
下田市の人気観光のひとつ、港内の遊覧船は6月1日から欠航に。
船は西伊豆町内の港に移動させているといいます。
伊豆クルーズ・飯田宏樹 営業マネージャー:
直撃コースが予想されるので、船を下田港で留めておくこともあるが今回強風が予想されるということで、西伊豆の安良里港に黒船を回航した
また、港の河口付近には高潮や高波に備え、100隻以上の船がロープでつながれていました。
漁業関係者:
(船を固定している)ロープをもう1本足そうかなと。今のままじゃ不安だから
湾内工事関係者:
ロープを多めに取って風と流れの対策、飛ぶものとかロープの確認をしていた
3日に県内へ最接近するとみられる台風6号。
今後への備えが必要です。