気象庁によると、台風6号は、3日朝から夕方にかけて、関東甲信地方に最も接近する見込みだという。関東甲信地方では、3日は土砂災害やうねりを伴った高波に厳重に警戒し、低い土地や地下施設への浸水、河川の増水や氾濫、暴風に警戒するよう呼びかけている。(気象庁の発表 6月2日午後4時19分)
気象概況
台風6号は、2日午後3時には種子島の西北西約40キロにあって、1時間におよそ35キロの速さで北東へ進んでいる。中心の気圧は980ヘクトパスカル、最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルとなっている。
台風は、次第に東よりに進路を変えて本州南岸を進み、関東甲信地方には3日朝から夕方にかけて最も接近する見込みだという。また、前線が九州から日本の南にのびており、台風の北東側を北上する見込みだ。
台風や前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気の影響で、関東甲信地方では2日夜遅くから3日夕方にかけて、大気の状態が非常に不安定となる見込みだという。
雨の予想
関東甲信地方では、前線や台風本体の発達した雨雲により、2日夜遅くから3日夕方にかけて、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨の降る所がある見込みだ。
・2日に予想される1時間降水量(多い所で)
伊豆諸島 30ミリ
・3日に予想される1時間降水量(多い所で)
伊豆諸島 70ミリ
関東地方北部 70ミリ
関東地方南部 70ミリ
甲信地方 50ミリ
・2日午後6時から3日午後6時までに予想される24時間降水量(多い所で)
関東地方北部 250ミリ
関東地方南部 250ミリ
甲信地方 200ミリ
伊豆諸島 300ミリ
風の予想
伊豆諸島と関東地方の海上では、3日明け方から4日にかけて非常に強い風が吹く見込みだという。
・3日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
関東地方の海上 25メートル(35メートル)
伊豆諸島 25メートル(35メートル)
関東地方の陸上 23メートル(35メートル)
甲信地方 16メートル(30メートル)
・4日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
関東地方の海上 20メートル(30メートル)
波の予想
伊豆諸島では、3日朝から夜遅くにかけてうねりを伴って大しけとなり、3日昼前から昼過ぎにかけては、うねりを伴って猛烈にしける見込みだ。関東地方の海上でも、3日昼前から4日にかけて、うねりを伴って大しけとなる見込みだという。
・3日に予想される波の高さ
関東地方 8メートル うねりを伴う
伊豆諸島 9メートル うねりを伴う
・4日に予想される波の高さ
関東地方 6メートル うねりを伴う
伊豆諸島 5メートル うねりを伴う
防災事項
気象庁は関東甲信地方では、3日は土砂災害に厳重に警戒し、低い土地や地下施設への浸水、河川の増水や氾濫、暴風に警戒し、塩害に注意するよう呼びかけている。また、3日から4日にかけて、うねりを伴った高波に警戒し、伊豆諸島では3日昼前から昼過ぎは厳重に警戒が必要だ。
関東甲信地方では、2日夜遅くから3日夕方は落雷や竜巻などの激しい突風に注意。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてほしいとしている。また、降ひょうのおそれもあるので、農作物や農業施設の管理にも注意が必要だ。
