眞子さまがお気持ちを表明 「結婚の意思変わらず」

秋篠宮ご夫妻の長女・眞子さまは、延期の状態が続いている小室圭さんとの結婚に関連する行事について「結婚への意思は変わらず、結婚に関連する行事についてはさらに延期する」との文書を寄せられた。

この記事の画像(4枚)

眞子さまと小室さんは2017年9月に婚約内定後、小室さんの母親と元婚約者の間の金銭トラブルが報じられる中、結婚に関連する行事を2020年に延期すると発表。

眞子さまは文書で「今の時点で具体的なものをお知らせすることは難しい状況ですが、結婚に向けて私たちそれぞれが自身の家族とも相談しながら進んでまいりたい」と文書に記し、小室さんの結婚への意思は変わらず、結婚に関連する行事についてはさらに延期されるという。

結婚は「必要な選択」

加藤綾子キャスター:
眞子さまがご結婚再延期ということなんですが、異例のことなのでしょうか。

フジテレビ宮内庁担当・宮崎千歳記者:
そうですね。今回、眞子さまがご自身と小室さんの2人の気持ちをお伝えするという形で文書が出されました。こうした形でお気持ちが示されるというのは延期が決まって以来2回目のことです。
2年9カ月、延期の状態がずっと続いていて、それを心配してくださっている方も多いのではないかと、そういうことを踏まえて今回お気持ちをお伝えしますというふうに文書には書かれていますので、そういった周囲の心配やさまざまな声を考慮して今回気持ちを明らかにされたということになります。

加藤綾子キャスター:
改めてお気持ちを話されたという要因はどこにあるのでしょうか。

フジテレビ宮内庁担当・宮崎千歳記者:
文書の中にもあるんですけれども、延期が長く続いて心配している方がいる、または結婚について否定的に考えている方もいる一方で、自分たちは「お互いが幸せなときも不幸せなときも寄り添い合えるかけがえのない存在であり、また結婚が自分たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択」という言葉で綴られているので、やはり結婚に向けさまざまな声がある意見があるということも踏まえた上で、お互いを大切な存在と考え結婚という選択、そこに向かって進んでいるということを改めて皆さんに伝えたいという、ある意味ご結婚への強い意思のお示しではないかと思います。

加藤綾子キャスター:
眞子さまの強い意思というものも感じられるのですが「天皇皇后両陛下と上皇上皇后両陛下にご報告を申し上げました」と書かれていまして、これは秋篠宮家としての姿勢・公表ということで捉えてよろしいのでしょうか。

フジテレビ宮内庁担当・宮崎千歳記者:
やはり今回お気持ちを明らかにされるに向けて、ご家族の中でご両親との話し合いというのもあったと思います。まだ意見の違いというのはあるにはあるのかもしれないんですけれども、結果的にはご夫妻も眞子さまの気持ちを尊重して、お気持ちの公表が決まった。
そのことを天皇皇后両陛下や上皇ご夫妻にもご報告をされたという、そういうことではないかと思います。

加藤綾子キャスター:
眞子さまがお一人で決めたということではなく、家族で話し合ってという。

フジテレビ宮内庁担当・宮崎千歳記者:
その背景にはご両親との話し合いというのがあったのではないかと思います。

今後の影響は…

フジテレビ宮内庁担当・宮崎千歳記者:
やはり今、コロナで国中が大変な状況にある。その状況も考慮しながら公表の時期やその内容も判断していきたいというのが示されていましたので、今後の進め方というのもコロナの影響というのは否めないと思います。その中で周囲と相談しながら、良い時期を目指しながらということだと思います。
現状でいつに延期するというようなことは示されていませんが、ただ、結婚に関連する行事を延期するというふうに発表されていた今年がまもなく終わろうとしていますので、延期という表現はないのですけれども、事実上再延期という形がこの文書からわかるのではないかと。

コメンテーター・明治大学教授 齋藤孝氏:
この声明を聞いて、ご意志が固いんだなって、ちょっとショックもあります。
というのは国民の感情というものとズレがあるような気もするが結論は変わらない。皇室というのは国民の信頼あっての存在であると。この先どうやって国民の信頼を得ていくのかという…

小室さんの今後の動きは

加藤綾子キャスター:
現段階でアメリカにいらっしゃる小室さんの今後の動きというのも気になってくるのですけれども…

フジテレビ宮内庁担当・宮崎千歳記者:
弁護士資格の取得に向けてアメリカで勉強中で、留学の予定は来年の夏までというふうにされています。その後どういうふうな方向に進むのかということもまだ現状ではわかっていませんので、将来的なことというのは現段階では見えていないということです。

加藤綾子キャスター:
そこで、国民感情とどうすり合わせていくかというところも大事になってきますよね。

(「イット!」11月13日放送分より)