赤い炎の中で音を立てて崩れ落ちる、築およそ100年の歴史ある酒蔵。
6月1日午前10時40分すぎ、福島県喜多方市にある笹正宗酒造から「倉庫から出火している」と消防に通報があった。

火は近隣の住宅にも燃え移り複数の建物を焼いたが、ケガ人はいなかった。
近くに住む人は「煙がものすごかった。渦を巻いているみたいだった。本当に怖かった」と語る。

創業およそ200年。2026年の「全国新酒鑑評会」で入賞するなど、福島有数の酒蔵として知られている笹正宗酒造。
社長の岩田悠二郎さんによると、国の登録有形文化財に指定されていた蔵をはじめ、保管してた酒や酒造り用の米などが燃えてしまい、再建できるかどうか現時点で見通しが立たないという。

日本酒ファンは「喜多方で好きな酒だなと思って飲んでいました。なんとか再建してもらえれば」と話す。

社長の岩田さんは「現在火を使う作業は行っておらず、漏電の可能性もある」としていて、警察や消防が詳しい火事の原因を調べている。

福島テレビ
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