48年ぶりの開催に向け、宮崎県で期待が高まる「国スポ・障スポ」。大会を盛り上げるイメージソング「ひなたのチカラ」に合わせたダンスが、県内の小中学校や特別支援学校で急速に広がっている。中心となって活動しているのは、元体育教師の経歴を持つ県職員・西田英司さんだ。西田さんは学校を巡回し、ダンスを通じて、年齢や障害の有無を問わずに県民が一つになる未来を描いている。

不安から始まった普及活動

2年前に宮崎県国スポ・障スポ局の担当となった西田さん。48年ぶりに宮崎で開催されるこの大きな祭典を盛り上げるため、大会イメージソングに合わせたダンスを県内全域に広めていく役割を担っている。

この記事の画像(7枚)

県国スポ・障スポ局 西田英司さん:
教育委員会からこちらに来て何もわからず、不安や戸惑いが始まりです。

「ひなたのチカラ」ダンスは、創作ダンスカンパニー “んまつーポス” と西田さんが協力して作り上げたものだ。

西田さんは「小さい子から大人まで、障害の有無に関係なく、みんなが踊れるダンスを作るのは少し苦労した」と話す。

んまつーポス 豊福彬文さん:
子供が家に帰ってお父さんお母さんに教えたりとか、子供からだんだん広がっていく未来を想像している。宮崎の人たちだけではなく、宮崎に集まった人たち、来られなかった人たちも含めて、ダンスでつながりたい。

ダンスで広がる交流の輪

西田さんはダンスの普及を目指し、自ら県内の小中学校を回っている。

この日は高千穂中学校の1年生78人にダンスの振り付けを教えた。

高千穂中生徒 堀瑠琉華さん:
みんなでダンスをしながら宮崎を表現したりして、心を通わせられて、とても楽しかったです。48年ぶりの国スポ・障スポ、ただ見るだけではなく、参加して選手を応援できたらいいです。

西田さんは、元体育教師。ダンスを指導する表情はいきいきしている。

県国スポ・障スポ局 西田英司さん:
はじめはダンスをやれるかなとか、大丈夫かな、と思っている子供達の表情から、終わった後に歓声が起きたり拍手が起きたり、そして笑顔になったりと、そういう姿を見ると充実感を感じる。

西田さんが目指す姿は「ダンスで宮崎をひとつに!」だ。

前回の宮崎大会でも県民が一体となって盛り上がったと聞いた西田さんは、「このダンスを通して県民の方々が一つになって、みんなで国スポ・障スポを盛り上げてもらえると非常にうれしい。観客として応援したり、ボランティアであったり「する・見る・支える」色んな関わり方で皆さんに関わってもらえると、私たちもすごくうれしく思う」と話す。

誰もが主役になれる国スポ・障スポ。西田さんが届けるダンスの輪は、大会本番に向けてさらに大きく広がっていきそうだ。この機会にぜひ、この「ひなたのチカラ」で、宮崎を一つにする一体感を感じてみてはいかがだろうか。

(テレビ宮崎) 

テレビ宮崎
テレビ宮崎

宮崎の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。