島根県松江市の観光施設と鳥取県境港市の廃棄物処理業者、それに島根大学などが観光と農業を組み合わせて新たな「脱炭素」の取り組みを始めることになり、5月28日に連携協定を結びました。
連携協定を結んだのは松江市八束町の日本庭園「由志園」と、廃棄物の処理事業などを手掛ける境港市の「三光」、そして島根大学など4者です。
連携して取り組むのは観光と農業を組み合わせたあらたな「脱炭素」の取り組み。
「三光」が開発した「バイオ炭」と呼ばれる栄養分の「リン」を豊富に含む素材を「由志園」の庭園やボタン園の土壌改良に活用、島根大学が技術的なアドバイスを行います。
「バイオ炭」は処理施設の排熱を利用して下水処理で出る汚泥を加工するため、製造過程での二酸化炭素の排出が抑えられるほか、土壌のなかでの二酸化炭素の吸着力が高く、二酸化炭素の削減効果が大きいということです。
4年後、2030年の実用化を目指し、将来はカーボンクレジット「排出権取り引き」の認証を受け、企業に販売することも視野に入れています。
由志園・門脇栄一社長:
未来の子どもたちにより良い環境を残していきたい思いがありますので、共感していただける方とご一緒に広げていただけたらなと思っております。
由志園は26年度中にバイオ炭を使った土壌改良に着手、試験栽培を始めることにしています。
