富山県氷見市で、国特別天然記念物コウノトリのつがいが電柱の上で営巣し、ヒナが県内で初めて誕生したことが分かり、市をはじめ住民などがストレスを与えないよう接近を避けながら離れて見守っています。
コウノトリが営巣しているのは氷見市の田園地帯で、遠い場所から超望遠レンズを使って捉えた写真では、コウノトリとくちばしを上に向けるヒナが確認できます。
この写真を撮影した氷見市島尾の写真愛好家の早本昭男さん(84)は、4月下旬から観察していて、5月18日から22日の間に3羽のヒナが生まれたことを確認できたとしています。
*写真愛好家 早本昭男さん
「卵を産んで、抱卵を始めて、ヒナが出るまで、大体5月半ばごろとめどをつけて、ずっと待機していた」
氷見市によりますと、コウノトリのふ化が確認されるのは県内で初めてで、市としても観察を続け、人の接近に警鐘を鳴らし「無事に育つため、温かく見守ってもらいたい」としています。

*氷見市文化振興課 西尾正輝さん
「富山県内で今回初事例。わからないことが多い。全国の事例としても150メートル離している。少なくともヒナになっているところ。巣立ちまではみんなの見守りで協力いただければ」
(富山テレビ放送)
