福島・会津若松市で、道路沿いに仕掛けた箱わなにツキノワグマがかかったほか、宮城・大崎市の農業試験場にもクマが出没した。
人気観光地・八幡平の「ドラゴンアイ」周辺でもクマが目撃され、対策の徹底が呼びかけられている。

箱わなの中で激しく威嚇

箱わなの中で暴れる、1頭のツキノワグマ。
威嚇するように鋭い爪で襲いかかろうとしている。

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22日、福島・会津若松市の道路沿いの茂みで、猟友会が仕掛けた箱わなにかかっていた。

撮影者:
何度か見たことはあるが、あんなに間近で見たのは初めて。正直怖かった。

体長は約1メートルが、今にも「おり」を壊しそうなほどの凶暴性に撮影者も恐怖を感じたという。

撮影者:
子グマくらいだったら自分でもなんとかできると思っていたが、目の前で見たら「これは勝てない」と思いますね。

また、同じ福島県の北塩原村にある観光地「桧原湖」では、カメラの先につり橋を渡るクマの姿があった。

24日の午後2時半ごろ。撮影したのはボートに乗り、釣りをしていた人で「つり橋を堂々と渡っていて驚いた。渡り慣れている感じだった」と話している。

この北塩原村では2025年12月、住宅の敷地内にある柿の木の上に居座る子グマが目撃され、市街地が一時、騒然とする事態に見舞われていた。

人里の味を覚えたクマが、今年も市街地に…。

20日には、宮城・大崎市の農業試験場にクマが現れ、「場内放送、緊急でした方がいい」「農場の方に向かっている」などと場内は一時パニックになった。

画像中心の「赤い印」が農業試験場
画像中心の「赤い印」が農業試験場

「ひとめぼれ」などの銘柄米を育てる試験場は、周りが田んぼでクマが向かった先にあるのは住宅街だ。

20日、試験場での作業はすべて中止となり、21日も外での作業を中止したという。

観光名所「ドラゴンアイ」でも警戒強める

25日、番組が向かったのは、秋田と岩手にまたがる人気観光スポット「八幡平」だ。

この日も多くの観光客が訪れていた。
お目当ては、雪解けが進む沼の様子が竜の目のように見える神秘の絶景「ドラゴンアイ」だ。

これから見頃を迎えるドラゴンアイだが、12日にはドラゴンアイから約5kmの秋田・鹿角市で、雪の上を歩く2頭のクマが目撃された。

そのため、ドラゴンアイに向かう人はクマ対策が必須となり、ドラゴンアイの周りでもあちこちからクマ鈴の音が聞こえた。

観光客を迎える側も、対策をとっている。

八幡平ビジターセンター・馬越尚夫さん:
ここにカメラを1台設置しています。周辺に8台設置しています。
クマの出没状況を利用者に知っていただいて、心構えを持っていただく。

「八幡平ビジターセンター」は、八幡平の散策路にセンサーつきの監視カメラを設置し、クマの出没状況を把握し、発信している。

八幡平ビジターセンター・馬越尚夫さん:
1週間で50回以上(カメラに)映るピークの時もある。多いときにはミズバショウを食べに来る。

山に入る際は、遭遇を避けるためのクマ鈴など、クマ対策の徹底を呼びかけている。
(「イット!」5月25日放送より)

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