南太平洋の島国、バヌアツ共和国の教育関係者などが宮崎市の小学校を訪れました。バヌアツでの避難訓練の浸透につなげるための視察が訪問の目的です。

今回の訪問は、防災教育支援を目的とした宮崎大学工学部の国際協力プロジェクトの一環で実現しました。バヌアツ共和国のパンゴ小中学校の校長など5人が、宮崎市の内海小学校を訪れました。

バヌアツ共和国はオーストラリアの東側にある人口およそ34万人の小さな島国で、地震や火山噴火が頻繁に発生し、津波による被害も危惧されている地域です。

(藤崎祐貴アナウンサー)
「これから地震と津波を想定した訓練が行われます。バヌアツの皆さんも一緒に避難しながら防災について学びます」

バヌアツ共和国にも避難訓練の概念はあるものの、問題意識が低く、なかなか参加してもらえない現状があると言います。ヘルメットと防災リュックを持ち、2人1組で迅速に避難する児童達に驚いている様子でした。

(パンゴ小中学校 ジョー・カロタップ校長)
「パンゴ小中学校では避難訓練をやったことがあるんですけど、子供達はみんな笑って楽しんでいました。でも内海小の子供達は笑っていない。楽しんでいるのではなく本気になって取り組んでいたので、これこそやるべきことだと分かりました。どうやって地域の人を一緒に巻き込んでやるのか。あとはもの(防災リュック)がないので、どういう中身を準備したら良いのかなどが、今回実際に見て分かったので帰ってから生かせると思います」

(宮崎大学工学部 川崎典子准教授)
「私達は誰かから言われてやっている訳ではなくて、それぞれの学校、あるいは地域が自分達のことを知っていてやっているというところ、要はPDCAを自分達が作っているというところを彼らに学んでもらって、日本の力がないとやれないのではなくて、自分達でやれるようになってくれるだろうしなってほしいと思っています」

一行は22日に宮崎大学でアクションプランを発表することになっています。

テレビ宮崎
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