福岡県太宰府市の太宰府天満宮の本殿が124年ぶりの大規模改修を終え18日、報道陣に公開されました。

一方、これまで御神霊をまつっていた仮殿は19日に解体が始まります。

来年執り行われる式年大祭を前に、3年前から大規模改修を進めてきた太宰府天満宮。

仮殿での参拝は16日が最終日となり、多くの人が訪れていました。

◆訪れた人
「最後だから記念になると思ってお参りに来ました」

◆訪れた人
「地元太宰府なんですが、あっという間の3年間で閉門を最後見届けようと思って来ました」

仮殿は2025年に開催された大阪・関西万博のシンボル「大屋根リング」のデザインを手掛けた建築家の藤本壮介さんが設計しました。

屋根の上にはサクラやモミジなど46種類の植物が植えられ、「浮かぶ森」のような斬新なデザインは観光客からも人気を集めていました。

役目を終えた仮殿は19日から解体作業が行われる予定で、御神霊は本殿へと戻されました。

そして…。

◆記者リポート
「久しぶりにこうして目の前にしますと、懐かしさもありつつ輝きが増していて圧倒されます」

3年がかりの改修工事を終えた本殿が18日、報道陣に公開されました。

改修前の本殿は雨風や紫外線の影響で漆や装飾の金具が色褪せていましたが、漆はすべて塗り直されました。

また、装飾などに使われている金具約800点の補修が行われたほか、檜皮葺の屋根は3800本分のヒノキの皮を使い全面張り替えられました。

◆太宰府天満宮 権禰宜 真木智也さん
「来年は菅原真公がお亡くなりになり1125年の節目の年。そのために本殿の大改修をしたので、天神様もさぞお喜びだと思います」

完成した本殿を一目見ようと境内には多くの人が訪れました。

◆大分から訪れた人
「きょうは完成したと聞いて見に来た。立派になってかっこいいです」

◆東京から訪れた人
「全然前と違って、こんなにきれいなんだと思って。趣があるのもいいんですが、昔はこんな感じだったんだろうなと思って感動しています」

豪華絢爛な輝きを取り戻した太宰府天満宮の本殿。

以前と同じように参拝できるのは9月からの予定で、それまでは仮設の参拝所が設けられるということです。

テレビ西日本
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