北海道内でも部活動の移動車両による事故が起きました。
北海道東部で5月3日、顧問がルール上認められていないレンタカーに生徒らを乗せ、横転事故を起こしていたことが分かりました。
「レンタカーを使った送迎をしたことが、道教委が示したルールを守っていない」(道教育庁生徒指導・学校安全課 山内尚史課長)
福島県で、部活動の移動中のバスがガードレールに衝突し高校生ら21人が死傷した事故。
道内でも事故が…
5月3日、道東の高校の男性教師が自ら借りたレンタカーのワゴン車に部員ら9人を乗せ、練習試合会場へ向かっていた際に…
右から来た動物を避けようとハンドルを切り路外に逸脱。
その後、車は横転しました。
10人全員が病院で診察を受けるも、ケガ人はいませんでした。
北海道教育委員会によりますと、部活動の移動で教師がレンタカー使用し生徒を送迎することは認められていません。
なぜレンタカーが使われたのでしょうか。
「教師はレンタカーの使用がダメという認識がなかった」
「試合が決まったのが、割と時間がないところだった」
「保護者に送迎の協力をお願いしておらず、顧問がレンタカーを使用する判断をした」(いずれも山内課長)
道教委は部活動の移動中の事故を受け、道立学校を対象に実態調査を行う方針です。
原則として、部活動の生徒引率には公共交通機関やタクシー、貸切バスを使わなければならないとされています。
例外として、教師が自家用車を使う場合、または保護者から校長宛てに依頼があった場合に限り認められています。
しかし今回のケースでは、教師がレンタカーを運転して部活動の生徒を引率していました。
レンタカーの使用はルール上認められておらず、学校側もこの送迎を把握していなかったということです。教師もルールをよく把握できていなかったとしています。
道教委は部活動の移動中の事故を受け、道立学校の実態調査を開始しました。
子どもと保護者が安心して部活動に取り組める環境づくりが、あらためて求められます。