福島県郡山市の磐越道バス事故で、バスは供述を超えるスピードで走行していたとみられ、車両の検証も始まった。

■事故車両の検証始まる
5月6日、部活動の遠征中だった高校生を乗せたバスは、磐越道でガードレールに衝突…車両からもガードレールが前から後までを貫くように突き刺さっているのが確認できる。
警察は5月14日、バスを自動車の整備などを行う会社に移動させ、車体の検証を開始した。

■供述よりスピードが出ていたか
「時速90から100キロは出ていた」捜査関係者によると、この供述よりも速いスピードが出ていたとみられていて、車両やガードレールの損傷から、事故当時の速度などを詳しく調べる方針だ。

■「白バス」行為で高校と運行会社が対立
この事故をめぐっては、白ナンバーのレンタカーなどで許可を得ず人を輸送する「白バス」行為についても捜査が進められていて、「貸切バスを依頼した」とする高校側と「レンタカーと運転手の手配を依頼された」とする運行会社が対立している。
運行会社を知る人は、「大型バスやレンタカーなどいくつかの見積もりを提示し、高校側からレンタカーを依頼された」と話す。
蒲原鉄道を知る人は、「今回の運転手の人と面談をしないまま、当日のレンタカーの引き渡しまで会ってないと聞いたもんですから。多大な、一人の若い高校生の命を奪ったわけだから、大変なことをしたということは(営業担当も)認知していると思うけど、正直に話をして、とにかくこの件をすっきりした形で決着をつけなきゃいけないなとは言っています」と話す。

乗車していた生徒からは「事故の前にもトンネル内で車体をこすっていた」など不安をうかがわせる証言も。
警察は車体の検証から事故当時の状況や若山容疑者の供述の裏付けを進める方針だ。

福島テレビ
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