OHKのカメラが収めた岡山・香川の懐かしの映像で、ふるさとの歴史を振り返ります。今回は1980年(昭和55年)5月14日に放送された井原市の映像です。
井原市には当時、園芸科と家政科を備えた県立精研高校(現在の井原高校)がありました。OHKでは生徒たちが山菜を使った料理について学ぶ「山菜調理クラブ」の活動を取材し、この日のニュース番組で紹介しました。
OHKの取材によると、この「山菜調理クラブ」は放送の6年ほど前から精研高校内で必修クラブの1つでした。映像には、講師から使用する山菜ごとに食べられる部分や処理方法の説明を受けた後、グループごとに調理に取りかかる様子が記録されています。
この日のメニューは「山菜サラダ」「セリのごまあえ」に「すまし汁」。山菜サラダにはタンポポ、ノゲシ、オオバタネツケバナにクコの若葉が使われました。
そして、生徒らは完成した山菜メニューを試食することに。クラブに入って2年目の生徒はインタビューで「とても楽しい。クラブに入ってからは山などを歩くと野草が目につくようになった」と話していました。
クラブの指導者はインタビューに対して、OBから学んだ調理方法を進学先の寮で披露したところ好評だったという手紙が届くことがあると話していました。
精研高校は現在の井原高校と統合され、2008年(平成20年)年3月に閉校しています。