関東各地で大気の状態が不安定となり、局地的な激しい雨や落雷が相次いでいる。急なゲリラ雷雨に伴い、各地で停電などの被害も発生している。停電時には、何気ない行動が思わぬ事故やトラブルにつながる可能性がある。停電時の「やるべきこと」と「やってはいけないこと」を詳しくみていく。
関東各地“ゲリラ雷雨”で停電も
気になる疑問やニュースのナゼを解き明かす「どうなの?」。
13日は、関東でも夜にかけ、大気の状態が不安定になっていて、激しい雨による道路の冠水や落雷などに注意が必要だ。

関東北部を中心に局地的な大雨となっていて、13日午後2時ごろ、群馬・桐生市で撮影された映像では、車が水しぶきを上げながら道路を走行する様子が確認できる。

一方、兵庫・川西市では正午ごろ、雷が落ちる瞬間がカメラにくっきりと記録されていた。

そして、13日昼ごろから午後4時ごろまでに雷が発生したエリアを示している図を見ると、群馬や栃木など北関東を中心に発生して、雨雲とともに徐々に南下しているのが分かる。
そして午後4時半時点、関東の広い範囲で雷注意報が出ている。
そんな中、ゲリラ雷雨で気を付けたいのが停電だ。
雷が電柱などに落ちると停電が発生しやすくなる。

長野・軽井沢町で午前11時過ぎに撮影された映像をよく見てみると、氷の塊が辺り一面を覆っている。ゲリラ雷雨の影響で、長野県では12日夕方に広い範囲で停電が発生した。

12日の午後6時半ごろに撮影された長野電鉄の列車内の映像がある。
撮影者によると、駅を出発した直後に車内の電気が消えて、しばらく停止したという。

長野県では一部地域で最大約47万8000戸が停電した。
完全に復旧するまでには1時間46分もかかり、新幹線も一時運転を見合わせる事態となった。
停電時に「やっていいこと」「いけないこと」
では、停電や雷の音がしたらどうすればいいのか、「やった方がいいこと」「やってはいけないこと」を詳しく見ていく。まずは、「やった方がいいこと」だ。

電源を抜いたほうがいい機器は、パソコンやその周辺機器。
停電による故障やデータが失われるリスク、さらには復旧した際に強い電流が流れて故障することもあるため、電源を抜くことが推奨される。
また、電気ポットやアイロンなどの発熱する家電は、電源がオンの状態で再び電気が供給され通電すると、発火につながる恐れもあるため、こういったものは電源プラグを抜く、そして電源をオフにする必要がある。
携帯電話についても、省電力モードにしておけば、大事な電力を無駄しないようにすることができるという。

榎並大二郎キャスター:
いざという時のために何が発熱する家電かは改めてチェックしておくことが必要だと思いますし、スマホも今、ライフラインですからね。
山崎夕貴キャスター:
いざという時のために、家族に連絡取りたいとなっても電池がないということがないように、省電力モード早めに設定しておきたいですね。
続いて、停電などの際に「やってはいけないこと」を見ていく。

1つ目は「ろうそくは使用しない」こと。
倒れやすいろうそくなどを使用すると火災の原因となる場合もあるため、気をつけなければならない。
2つ目は「冷蔵庫は頻繁に開けない」。
中の温度を保つためにも極力閉めたままにすること、また、これからの時期、特に食品などが傷みやすくなるため注意が必要だ。
ちなみに、冷蔵庫については電源プラグを抜く必要はないという。
そして3つ目は「電柱に近づかない」。
感電の恐れがあるため、切れた電線や倒れた電柱を見つけても絶対に近づかないようにすることが大切だ。

遠藤玲子キャスター:
地震の時はどうしようとか家族で話し合っているんですけど、ゲリラ雷雨だったり停電だったりについても改めて家族で話し合っておいたほうがいいですね。
また、意外と知られていないのが、停電時のトイレの使い方だ。

タンクがある場合については、ここにも水がたまっているため、レバーを引けば使用することができる。
一方で、最近目にすることが多くなったタンクレスのトイレについては、バケツ1杯分の水を流し込んだり、側面をよく見てみると手動のレバーがついているものもある。
これらは各メーカーのホームページで、タイプごとに停電時の操作方法が記載されているところを事前にチェックして、家族に事前に共有しておくことが大切だ。
(「イット!」5月13日放送より)
