2026年4月、長野県安曇野市で住宅火災があり、この家で飼われていた猫16匹が保護されました。松本市の保護団体が治療を行い、食欲や傷も徐々に回復。新しい飼い主を探しています。
■火事で焼け出された16匹の猫
もふもふ堂・竹内満美子さん:
「9匹がいます。火事があって焼け出された子たちです」
おびえたようにこちらを見る猫。
4月、火事があった安曇野市の住宅から保護された猫たちです。
ここは松本市にある保護シェルター。
保健所と連携して活動する保護団体「もふもふ堂」が運営しています。
■ひげが焼け、喉にやけど…
「16匹を保護してほしい」
飼い主の親族から連絡があったのは、火事の4日後でした。
猫たちは帰る家がなくなり周囲を徘徊。近所からクレームも出ていました。
幸い、取り残された猫はおらず、16匹全てを保護できましたが―
もふもふ堂・竹内満美子さん:
「ひげが焼けているのは見ればわかるが、喉に食べ物を入れられない状態になっていて、吐血して初めて喉までやけどを負っていることに気づいた」
焼けたプラスチックが灰と一緒に毛についたり、ひげが焼け縮れてしまったり。
色濃く残る火事の恐怖。
さらに―
もふもふ堂・竹内満美子さん:
「風邪の状態で目がふさがっていたり、栄養失調状態で骨ばっていて」
猫たちは健康状態も悪く、不妊手術もされていませんでした。
■保護から1か月、徐々に回復
保護から約1ヵ月。
傷や体調が深刻だった10匹も、徐々に回復してきました。
譲渡施設に収容した6匹は、元気な様子で―
譲渡の担当者:
「食欲が目に見えて分かりやすい健康のバロメーターかと思いますので、元気か元気じゃないか見てもらえたらいい」
■「いっぱい甘えられる」最初の譲渡
そして、5月11日、最初の譲渡が決まりました。
安曇野市の親子が2匹を引き取ったのです。
2匹を引き取った女性:
「そういう(火事から救出された)猫がいると聞いて譲渡会に行ったら、その猫たちがいて、できればこの猫たちと思って。早く慣れてくれればうれしいなと思う」
2匹は新しい家族のもとへ。
譲渡の担当者:
「おうち行ったら静かに、いっぱい甘えられるよ」
■「新しい家族のもとで、幸せに」
早速、新生活の報告も。
2匹を引き取った女性:
「まだまだ緊張しているようですが、1匹はごはんも食べられました」
もふもふ堂・竹内満美子さん:
「どの猫も新しい家族ができることが一番で、新しい家族に迎えてもらって、そこで幸せになったら」
猫たちを保護した「もふもふ堂」の竹内さんは、「今回はシェルターが空いていたから保護できた」「非常時でもペットが路頭に迷わない飼い方が必要」と訴えています。
【次の譲渡会】(元気な数匹が参加予定)
5月16日(土)午前11時~午後1時 綿半芳川店