前期(2026年3月期)は減収減益 人員整理費用が重荷に
パナソニックホールディングス(HD)は、きのう=12日、前期(2026年3月期)は売上高、営業利益ともに減少する厳しい結果となったことを明らかにしました。
一方、今期(2027年3月期)はリストラ完了による増益効果もあって、大幅に業績が改善する見通しです。
パナソニックHDの楠見雄規社長らは12日の決算発表会見(オンライン)で、早期退職の募集による大規模な人員整理の費用が重荷となって、前期は減収減益となったと発表しました。
人員整理は国内人員8000人を含む1万2000人の削減が完了したということです。
今期(2027年3月期)はリストラ効果もあって大幅に業績改善見通し
この人員整理の完了を受けて、今期の業績は大幅に改善する見通しです。
リストラによって前々期(2025年3月期)に比べて1450億円の増益効果があるほか、生成AIの普及で需要が急拡大中のデータセンター向け蓄電システムや関連部品の販売が大きく伸び、全体の営業利益が前期の約2.3倍にあたる5500億円、連結純利益が前期の約2.2倍にあたる4200億円と大幅に増益する見通しです。
(売上高はやや減少する見通し)また、HD傘下のパナソニックインダストリーが手がける車載モーター事業を、ミネベアミツミに譲渡することも発表しました。
一方、全社的な中期経営計画は発表されませんでした。