東京地検特捜部の検事から違法な取り調べを受けたとして被告の男性が国を訴えた裁判で、検事の発言を記録した取り調べの映像が東京地裁に証拠として提出されたことがわかりました。
検事「黙秘を人のせいにするな!自分で選んだんやろ?」
被告「してません!」
検事「してるやろうが!」
被告「してない!」
これは、詐欺などの罪で懲役11年の実刑判決を受けた太陽光発電会社社長の生田尚之被告(52)を東京地検特捜部の検事が取り調べている様子です。
生田被告は41日間で205時間に及ぶ違法な取り調べを受けたと主張し、国に1100万円の損害賠償を求めています。
この裁判の中で、取り調べの映像データが東京地裁に証拠提出されたことが関係者への取材でわかりました。
検事「検察庁を敵視するということは、反社やん、完全に」
検事「自分がここにいる理由がないのにと思うのか。理由はあるやろうが!」
最高検はこうした取り調べについて「不適正」と認定していますが、裁判で国側は「口調が厳しくなることもやむを得ない場合がある」などと反論していて、裁判所がどのように判断するか注目されます。