5月6日、福島県郡山市の磐越自動車道で起きた事故。新潟県・北越高校のソフトテニス部の20人を乗せたマイクロバスが、道路脇のクッションドラムやガードレールに衝突し、稲垣尋斗さん(17)が車外に投げ出され亡くなった。
■専門家も「わからない」
交通事故鑑定人・綾田成樹さんは、事故当時の具体的な状況を推定するのも難しいと話す。
「これは、なかなか分からない。むしろガードレールがもっと上だったら、ケガ人は出たし、かなり重たいことに。この位置ぐらいだからマイクロバスの車底ギリギリぐらい入っていると思う」と綾田さんはいう。
亡くなった稲垣さんは、後ろの窓から外に投げ出されたと見られているが、シートベルトの着用などの詳しい社内の状況はまだわかっていない。
責任の所在がどこにあるのか。そして、事故の詳しい原因や当時の状況の解明も待たれる。
■事故の全容解明へ
学校によると、部活の練習試合に向かう20人の高校生を乗せ、5月6日朝5時半ごろに新潟県の高校を出発。福島県富岡町に向かっていた。
運転手はこれまでの調べに対し「曲がり切れなかった」などと話しているというが、現場は緩やかなカーブで事故の詳しい原因は分かっていない。
警察は容疑が固まり次第、運転手を逮捕する方針。
■遺族コメント
亡くなった稲垣さんの家族は「大切な存在である息子を、今回の思いがけない出来事で失い、深い悲しみの中におります。そしてこの状況をまだ受け止めきれずにおります」とコメントしている。
部活中の、目標に向かって希望にあふれていた若い命を奪った重大な事故、全容の解明が待たれる。