最愛のペットの最期に寄り添います。
鳥取県岩美町に、県東部では初めてのペット専用の火葬場がオープンしました。
岩美町に5月1日にオープンした「かけはし斎場」。
町内の遺体搬送専門会社が開設しました。
この会社では3年前にペット用の移動式火葬車を導入、訪問型のサービスの提供を始めましたが、住宅地で駐車スペースがない、大雨や強風の場合に利用できないなど制約があることから、常設の斎場を設けました。
さくらメモリア・岩垣友也社長:
こちらが最期のお別れのお部屋になります。お花だったり、好きだったおやつをお供えいただいて皆様気の済むまでお別れをしていただく。
施設には煙や臭い、有害物質の発生を抑える構造の最新式の火葬設備が導入され、ペットとの最後のお別れのスペースや「四十九日」の節目まで安置できる納骨室も設けられています。
さらに…。
杉谷紡生記者:
斎場近くのお寺には、ペット専用のお墓が設けられています。
長年連れ添ったペットとの別れからその後の供養までサポートします。
さくらメモリア・岩垣友也社長:
ゆっくりと最後お別れをしていただきたいという気持ちで、安心してこちらにおまかせしていただけたらという思いで作った。
こうしたペット専用の斎場は鳥取県東部では初めてですが、全国的には増加傾向で、その背景として考えられるのが「コロナ禍」をきっかけにした「ペットブーム」です。
ペットフードメーカーの業界団体のまとめによると、新たに飼育されたペットの数はコロナ禍のあと犬が約1.3倍、猫が約1.1倍に増加。
いわゆる“おうち時間”の癒しを求めてペットを飼い始める家庭が増え、それに伴ってペットとの「最後の別れ」をめぐるサービスの需要も高まっているといいます。
さくらメモリア・岩垣友也社長:
ペットが家族の一員として扱われており、人と同じような形で最期を締めくくっていただきたいという私の思いでもあり、そこに需要も感じた。
施設ではイヌやネコのほか、鳥など小型の動物も受け入れるということで、「家族」の一員ともいえるペットとの別れの選択肢の一つとなりそうです。