大西洋でハンタウイルスの集団感染が疑われているクルーズ船をめぐり、乗船していたオランダ人男性が死亡した翌日、船長が「自然死で感染性のものではない」と説明していたことがわかりました。
この映像は、クルーズ船に乗っていたオランダ人男性が4月11日に死亡した翌日の12日、船長が乗客に説明する様子を撮影したものです。
船長:
昨夜、乗客のお一人が突然亡くなりました。非常に悲劇的なことですが、私たちは自然死によるものと考えています。
また、船長は「医師から聞いている限り、この方が抱えていた健康上の問題は感染性のものではなく、船は安全だ」と伝えました。
運航会社によりますと、この男性のハンタウイルス感染は、6日現在、確認されていません。
動画を撮影した乗客の男性は、船長の説明について「私たちを誤解させるものだった」と述べ、対応を批判しました。
この男性によりますと、感染症のリスクを知らされなかったため、乗客たちは通常通り、ビュッフェ形式の食事や社交行事に参加し、マスクを着けずに過ごしていたということです。
WHO(世界保健機関)によりますと、6日現在、このクルーズ船に関わるハンタウイルスの感染確認は3人、疑い例が5人のあわせて8人で、このうち3人が死亡しています。