5月7日(木)の福島県内は、フェーン現象の影響で気温が大幅に上昇し、今年一番の暑さとなる見込みです。福島市では最高気温29℃が予想され、日本一の暑さになる可能性もあります。5月上旬ですが、熱中症に注意が必要です。
■フェーン現象で気温上昇 5月から熱中症に注意
福島テレビ・斎藤恭紀気象予報士の解説です。
7日は、日本海側からの湿った空気が奥羽山脈を越える際に「フェーン現象」が発生します。
山を越える過程で湿気を落とした空気が、乾いた温風となって太平洋側の福島県に吹き込むため、気温が上がります。
上空1500m付近の気温に15℃を足すと、地上の気温に近い数字になります。7日の福島県上空の気温は13℃から14℃と予想されており、地上では28℃から29℃まで上がる計算になります。
斎藤さんによると、去年も5月上旬に熱中症で5人が救急搬送されました。
この時期に特に注意が必要なのは、部活動中の学生や、農業用ハウスなどで作業をする高齢者です。
学生は複数人で活動しているため周りが体調不良に気づきやすく、重症化するリスクは低い傾向にあります。
一方、高齢者は一人での作業中に気づきが遅れ、重症化するリスクがあるため、十分な対策が必要です。
■あすの天気について
7日(木)の昼は、県内各地で今年一番の暑さになる所が多いでしょう。
【会津地方】
会津若松では28℃の予報です。運動会の練習など、長時間の屋外作業には注意してください。
【中通り北部】
朝はひんやりしますが、日中は気温がぐんと上がります。福島市の最高気温は29℃で、那覇の27℃を上回り、日本一の暑さになるかもしれません。
【中通り中部】
湿気が少なく空気が軽いため、リフレッシュできるような陽気となりそうです。日差しは暑いですが、空気は軽やかに感じられそうです。
【中通り南部】
8日(金)は天気が崩れるため、洗濯物は7日のうちに済ませておくと良さそうです。
【浜通り】
海からの風が入るため、内陸ほどの暑さにはなりません。暑からず寒からずの「なんでも日和」となりそうです。
※2026年5月6日放送の福島テレビ・テレポートプラスの天気コーナー「福テレ空ネット」からの抜粋記事。気象情報は放送時(午後6時半時点)のもの。最新の予報をご確認ください。