ブンブンブン、と店の軒先で飛び回るミツバチ。
すぐ近くには食事をする男性の姿もあります。
映像は3日午後2時ごろ、東京の人気観光地・浅草で撮影されました。
浅草の観光地の中心地に突如ハチの大群が現れ、店に集まりだしたということです。
大量のミツバチが群がったのは、炭火焼き鳥が自慢の人気居酒屋でした。
地鶏炭焼 おか田・高橋店主:
怖いし、きょう一日営業終わりだねって感じになりました。
店の中から撮影された映像を見ると、大量のミツバチが飛び交う中、頭の上にミニタオルを置きながら食事を続ける来店客。
ミツバチはその頭や肩にもとまっています。
道行く人は、ミツバチが飛び交う様子を眺めていました。
このミツバチの大群は、一体どこから来たのでしょうか。
店の人は、店舗から数十メートル離れた場所にミツバチが大量にいると聞いたといいます。
地鶏炭焼 おか田・高橋店主:
こっちにいきなり飛んできて、女王バチがオーニング(シェード)の上に止まったらしくて、そこから全部のハチが女王バチを追っかけてうちに巣を作るみたいに、大量に。
これは1年のうち、この時期に見られる“分蜂”と呼ばれるミツバチの習性。
巣に新しい女王バチが誕生したことで、今までいた女王バチが働きバチを引き連れて巣を去り、新しい巣を探して飛び回る行動を指します。
2軒隣のラーメン店はハチの大群を前に一時、営業をストップしたといいます。
浅草参食堂・店主:
お店の中から外を見たら、もう黒いような感じですごかったです。お客さんびっくりして出られない感じだったので、裏口から避難してもらって。
これまでも、ミツバチの分蜂は東京都心で何度か目撃されていました。
今回のように大量のハチが群れるのは巣の引っ越し途中に休憩しているためです。
ミツバチはもともとおとなしい性格なので、専門家は、殺虫剤を噴きかけるなどしてミツバチに刺激を与えることなく、そっと見守るよう呼びかけています。