旬の味覚や話題のグルメを紹介する「タベタイ!」。今回のテーマは、行楽シーズンに訪れたい"絶景カフェ"。波音に癒される海辺のカフェ、そして牛たちが放牧される牧場のスイーツスポット—。富山の豊かな自然を五感で楽しめる2軒を紹介する。

開放的な氷見の海辺に佇む絶景カフェ「ザブーン」

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氷見市の島尾海水浴場そばに、3年前にオープンしたカフェ「ザブーン」。2階席からは眼前に広がる海と、うっすらと姿を見せる立山連峰を一望できる。波の音が心地よく響き、訪れた人を自然と穏やかな気分にさせる場所だ。

ここの名物は、季節ごとにメニューが変わるプレートランチ。取材日には「チキンオーバーライス」が登場した。色鮮やかなプレートには、肉厚でジューシーなチキンとターメリックライスが盛られ、上からチリソースがたっぷりとかかっている。スパイシーな辛みとライスの風味が絶妙に絡み合う一皿だ。

「色合いと食事のバランスを考えて作っています」と話すのは、店長の村井里佳子さん。留学先のオーストラリアで、子連れの家族が気軽にカフェを楽しんでいる光景を目にしたことが、このお店を始めるきっかけになったという。

「祖父がもともと海の家をしていたんですけど、一年を通してこの海とか景色を見ていただけたらなと思って」と村井さん。ソファー席やキッズスペース、おむつ替えスペースも完備しており、小さな子ども連れの家族でも安心してくつろげる環境が整っている。テラス席ではペットと一緒に過ごすことも可能だ。

スイーツはすべて村井さんの手作り。なかでも不定期で販売されるミルクレープは大人気商品で、イチゴとピスタチオのソースとともにいただく。カスタードクリームと生クリームを合わせたクリームがクレープ生地と重なり、濃厚だが軽い口あたりの味わいとなっている。

黒部の扇状地を一望。くろべ牧場「まきばの風」で牧場ならではのスイーツを

続いて紹介するのは、黒部市にある「くろべ牧場まきばの風」。牧場の高台に立つと、黒部の扇状地が広がり、晴れて空気が澄んでいる日には遠く能登半島の先端まで見渡せるほどの開放的な景色が広がる。

この牧場では乳牛など190頭の牛を飼育しており、放牧の様子を間近で見られるほか、ヤギなどの動物とも触れ合うことができる。牧場内にあるカフェスペース「MOOガーデン」では、そんな景色を眺めながらスイーツを楽しめる。

一番の目玉は「プリンソフト」だ。牧場で飼育している牛のミルクを使って加工したソフトクリームと、長年愛されてきた「MOOMOOプリン」を組み合わせた一品。ミルクの風味がしっかりと感じられるソフトクリームは固めの食感で、プルプルとしたプリンとの相性が抜群だ。

「MOOガーデンができてからずっとあるのがMOOMOOプリンでして、一番人気のアイスクリームが合わさったとってもおいしいスイーツになっていると思います」と、スタッフの石川直子さんは話す。

ジェラートも見逃せない。一番人気はミルク本来の風味を楽しめる「ラッテ」。期間限定で登場するブルーベリーヨーグルト味はさっぱりとした口当たりで、こちらも人気を集めている。

「午前中に来ていただけると放牧している牛たちの様子も見ることができると思う」と石川さん。牛たちの姿を眺めながら、その牛のミルクで作ったスイーツをいただく—。牧場ならではの体験がここにある。

海に山に、富山の絶景を背景に味わうごはんとスイーツは格別だ。行楽シーズンのおでかけ先として、ぜひ2軒を候補に入れてみては?

(富山テレビ放送)

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