5日は、『こどもの日』ということで、これからの成長が楽しみな熊本市の小学生スケートボーダーを紹介します。「夢はプロ選手」という少年、父と二人三脚で練習に励んでいます。
東京オリンピックから正式採用されたスケートボード。華麗に技を決めるのは、熊本市に住む矢野 碧生(やの あおい)さん、小学6年生です。
【矢野 碧生さん】
「スピードも楽しいし、技をするのも楽しい」
碧生さんは、これまでにキッズスケーターの登竜門で、過去にはオリンピアンの堀米 雄斗(ほりごめ ゆうと)選手なども出場した大会『FLAKECUP(フレークカップ)』の九州・沖縄大会で、キッズとジュニアの2部門で優勝した実績があります。
またムラサキスポーツ光の森店からのサポートを受けるなど、将来が楽しみな選手です。
スケートボードと出会ったのは5歳のころ。
コロナ禍でも遊べる場所を探して家族と訪れた県内のパークが最初でした。
あれから6年、持ち前の度胸と日々の練習の積み重ねでできる技は増えました。
練習中にアドバイスを送るのはコーチ役を担う父の寛(ひろし)さんです。
(「どうしても肩がこうやって…こっちの手をこっちに前に出して」
碧生さんの熱量に動かされた家族は、いま全面的に競技生活をサポートしています。
【父・寛さん】
「こういうパークで生で、(他のスケーターを)映像じゃなくて生で見たり、全国各地の保護者だったり現役のスケーターから話を聞いたりとか、自分で試したりとかそれを息子といろいろ考えて『こういうふうにやってみよう』と小さいところからちょっとずつ積み上げていくような感じで」「(息子の存在は)頼もしい、スケボーが好きで楽しめていけるように(息子を)僕らは、みんなで支えている」
【母・有加里さん】
「(生活が)碧生、中心に…それも親しかできないし家族のいい時間と思っている」
学校がある、ないに関わらずほぼ毎日スケートボードに打ち込む碧生さん。
いまは今月開かれる全国大会に向けて、自分の持つ技を確実に決めるための練習をしていて、使い始めてまだ2週間ほどのボードですが、その努力の跡が刻まれています。
また4月開業したばかり、西日本最大級の『くまモンアーバンスポーツパーク』は、コース上のレールやボックスなどの形状が様々で、「より充実した練習ができる」と力が入ります。
【碧生さん】
「セクション(構造物)がいっぱいあってスピードも出て滑りやすい」
さらにこの施設を目指して県外から多くのスケーターが集まる環境も、刺激になるそうです。
何度転んでも、何度失敗しても、挑戦を続ける碧生さんが描く将来とは?
【矢野 碧生さん】
「まずはプロ選手になって、その次は世界大会で優勝して、そこからオリンピックを目指したい」
<きのう>よりも<きょう>、<きょう>よりも<あした>。
家族で、夢の実現に向けて進みます。