ゴールデンウィークで賑わう行楽地。この週末は、各地で夏日が相次ぎ、東京都心では今年最高となる27.5℃を観測しました。
各地で激しい渋滞も発生。そんな中、相次いでいるのが、車の事故です。

追突事故 防ぐには?「車間時間2秒」を守って

近年の交通事故のデータを見ると、目立つのは「追突事故」。全体の約3割を占めています。

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長期休暇で久しぶりにハンドルを握るホリデードライバーや渋滞などにより、「普段は事故が起きにくい場所でも注意が必要」と警鐘を鳴らすのは、NEXCO東日本の渋滞予報士です。
事故を防ぐにはどうすればいいのでしょうか?

NEXCO東日本 関東支社10代目 上野渉 渋滞予報士:
混雑時は「車間時間」を2秒確保するということが大事
になってきます。

「車間時間」とは、前を走る車との間隔を、距離ではなく“何秒空いているか”で測ること。

目印を決めて…
目印を決めて…

例えば、案内標識や電柱などの目印を決め、

前方の車が通り過ぎてから…
前方の車が通り過ぎてから…

前方の車が通り過ぎてから2秒数えて目印を通ります。

2秒
2秒

目視で距離が分からない状態でも使え、特に、2秒というのがポイントだといいます。

NEXCO東日本 関東支社10代目 上野渉 渋滞予報士:
渋滞中は、車間距離を広く取りすぎてしまうと、逆に渋滞を悪化させてしまうというデメリットがあります。事故も渋滞もダブルで予防できる点で、この2秒という時間が大事になってきます。

また、電光掲示板などで渋滞情報を把握することがリスク低減につながりますが、その上で注意するポイントが…。

NEXCO東日本 関東支社10代目 上野渉 渋滞予報士:
渋滞情報の横に、○○インターから○○インター何km渋滞の横に三角形がついている場合がございます。

渋滞情報の横に三角形の表示がある場合は、渋滞に急激な変化が起きているサイン。緑は渋滞の減少、赤は渋滞の増加を示しています。

GWに注意「バッテリー上がり」

一方、出かけようとした矢先、起きてしまう車のトラブルも…。
『ノンストップ!』が取材したのは、首都圏を中心に展開するロードサービス会社。
「車が動かなくなった」と連絡が入り、依頼者の元に向かうと…。

依頼者:
単身赴任でちょっと地方行ってまして、久しぶりに…。
スリーエスロードサービス 作業員:
どれぐらい(期間を)空けられてます?
依頼者:
えっとそうですね…3カ月ぐらい。

依頼者:
ゴールデンウィーク中に、妻と出かけようという約束をしていて、あしたから出かける予定なんで、事前にちょっと車の状態を確認しようと思ったらエンジンがかからないという…。

旅行前日に見舞われた思わぬトラブル。原因は「バッテリー上がり」でした。

作業員:
(電気を)流すんで、お客さま、また乗車いただいて、(エンジンを)かけちゃって大丈夫なんでお願いします。

早速作業にとりかかると、無事、エンジンは復活。しかし…。

依頼者:
この1年ぐらいに3、4回(バッテリーが)上がっちゃってる…。
作業員:
同じバッテリーでですか?交換はされていない?
依頼者:
そうですね。
作業員:
あーなるほど…。
何回もジャンピングするのってあんまりよくないんですよ。やっぱり(バッテリーが)上がりやすくなっちゃうんで、早々に買い替えていただいた方がいいかなと…。

単身赴任で車に乗らない期間が長く、バッテリー上がりが度々発生。再び起きるのではないかと不安を抱えていました。

作業員:
再始動取ってみてください。それでもし次(エンジンが)かかんなかったら、バッテリーが死んじゃってますね。

依頼者の男性は無事、車で旅行先に到着。宿での夕食を楽しむことができました。

戻り次第、ディーラーで点検してもらうそうです。

その後も「バッテリー上がり」の依頼が続々と入ります。

依頼者:
普通に買い物しに行こうと思って、まあ近場なんですけど。それで、いつも通り来てエンジンかけようと思ったら「動かないな。あれ?」って思って。

買い物に行くため、1週間ぶりに車を動かそうとしたらバッテリーが上がってしまったといいます。

作業員:
長期休みで車を動かさなかった方が久々に動かすと、 やっぱりバッテリー上がり起こす1つの理由になるんで、多いですね。

天候などの影響で突然起きることもあるというバッテリー上がり。特にゴールデンウィークは注意が必要です。

バッテリー・タイヤのセルフチェック方法

気をつけたいバッテリー上がり。

バッテリーの交換目安は2~3年。
弱っていると、急にエンジンがかからなくなる可能性があります。
エンジンスタート時に音が弱くないか・始動しにくくないか、バッテリーの状態を見て、バッテリー液の残量は問題ないか、端子の腐食・ゆるみはないか、チェックしてください。また、バッテリーの電圧をガソリンスタンドなどでチェックしてくれる場合もあります。

タイヤも放置しておくと事故につながる可能性があります。
タイヤの耐用年数は3~5年です。タイヤが摩耗していると、パンクやバーストの可能性があります。
側面や溝のひび割れ、溝のスリップサインの高さ、空気圧をチェック。空気圧はガソリンスタンドなどでチェックしてくれる場合もあります。

タイヤの空気は自然に抜けていき、放置してしまうと、バーストして重大な事故を引き起こす可能性があります。

トラブルが起きてしまう前に、バッテリーやタイヤの劣化・消耗に気づいた場合は、ディーラーなどに相談し、早めの交換をしましょう。

(「ノンストップ!」5月4日放送より)