札幌市中央区で一人暮らしをしている90代の女性が、息子や息子の上司を名乗る男らに、現金合計340万円をだまし取られる詐欺事件がありました。
警察によりますと、4月27日、女性の自宅の固定電話に息子を名乗る男から電話がありました。男は「出張に来ているが、喫茶店で会社の重要な書類が入ったカバンを盗まれてしまった」「その書類がないと、会社の契約に必要なお金を用意できない」などと告げられました。
札幌市中央区で一人暮らしをしている90代の女性が、”息子”や”息子の上司”を名乗る男らに、現金合計340万円をだまし取られる詐欺事件がありました。
警察によりますと、4月27日、女性の自宅の固定電話に”息子”を名乗る男から電話がありました。男は「出張に来ているが、喫茶店で会社の重要な書類が入ったカバンを盗まれてしまった」「その書類がないと、会社の契約に必要なお金を用意できない」などと告げられました。
続いて”息子の上司”を名乗る男に電話が変わり、「監督不行き届きです。本人を責めないでください」などと伝えられたあと、再び”息子”を名乗る男から「”上司の息子”に現金を渡してほしい」と指示されました。
女性はこの話を信じ、4月27日と28日の2回にわたり、”上司の息子”を名乗る男に札幌市内で現金合計340万円を手渡しました。
”息子”を名乗る男が電話で「あした電話します」と伝えていたものの、4月29日になっても一向に連絡がなかったため、女性が道外に住む息子の妻に電話したところ、息子は出張中ではなく自宅にいることが判明。
息子が同日、警察に「札幌にいる母親が特殊詐欺にあった」と通報し、5月1日に被害届が出されました。
警察は特殊詐欺事件として捜査を進めています。
警察は、「突然、電話でお金を要求されたら詐欺を疑い、直ちに電話を切りましょう。受け子が道内に潜伏している可能性があるため、不審な電話がかかってきた際は、最寄りの警察署又は家族に相談してください」と注意を呼び掛けています。