旭川市の旭山動物園に勤務する飼育員の男が、妻の遺体を焼却炉で損壊したとして逮捕されました。
死体損壊の疑いで逮捕されたのは、旭山動物園の飼育員、鈴木達也容疑者(33)です。
3月下旬に妻・由衣さんの消息が途絶え、親族からの行方不明届提出を経て警察は捜査を開始。
鈴木容疑者は3月31日ごろに動物園の焼却炉で遺体を損壊した疑いが持たれており、4月30日に逮捕に至りました。
<逮捕までの時系列>
・3月下旬 妻・由衣さんの行方がわからなくなる
・31日ごろ 鈴木容疑者は遺体を焼却炉で損壊か
・4月上旬 由衣さん勤務先に出勤せず
・23日 由衣さんの親族が行方不明届を出す/鈴木容疑者を任意で事情聴取
・24日 動物園を捜索
・26日 鈴木容疑者の自宅を捜索
・30日 死体損壊の疑いで鈴木容疑者を逮捕
また、鈴木容疑者の人物像も少しずつ見えてきました。
鈴木容疑者は2015年に旭川市職員に採用され、旭山動物園での勤務を開始。2018年に飼育員になりました。
旭山動物園の広報誌には「幼い頃からの夢であった飼育員になれて、とっても幸せです」と記載されており、子どもの頃からの夢を実現していました。
旭川市役所の関係者によりますと、鈴木容疑者の勤務態度は非常に真面目で、餌やりや動物の世話を熱心に取り組んでいたということです。
また、事件の核心に迫る情報として、任意の調べの段階で鈴木容疑者は殺害をほのめかす話もしていました。
しかし現時点で遺体は一部しか見つかっておらず、死因の特定が困難な状況です。
このため、殺人容疑での立件には高いハードルがあり、間接的な証拠を積み上げていく必要があるとされています。
では、どのようなものが間接証拠となるのか。元神奈川県警捜査1課長の鳴海達之さんによると…
<間接証拠>
・自宅や車から血液や毛髪など出るか
・防犯カメラに容疑者が写っているか
・犯人しか知らないことの供述
今後、殺人容疑での立件に至るのか、捜査の行方が注目されます。