鉄道会社であるJR西日本が、1日、銀行サービスを始めると発表しました。預金サービスなどを提供するということですが、どんな狙いがあるのでしょうか。
■新銀行の仮称は「WESTERミライバンク」
合同で記者会見を開いたJR西日本とりそなグループ、そしてその傘下の関西みらい銀行。
JR西日本がりそなグループ傘下の関西みらい銀行の株式を取得し、来年度中に銀行サービス、「WESTERミライバンク(仮称)」を開始することが発表されました。
新たに始まる銀行では、預金や住宅ローンなど金融サービスの利用で、JR西日本が運営する“WESTER”と呼ばれるポイントが付与されるなど、さまざまな特典を受けられるということです。
■JR西日本 倉坂社長「毎日500万人のリアルなお客様が利用」
【JR西日本・倉坂昇治社長】「金融サービスが結びつくことで、私どもが目指しているグループの姿により近づけると考えております」
また今回の提携について、りそなホールディングスは、「JR西日本がもつ資源は魅力的で地域戦略の強化につながる」とコメントしています。
■JR西日本 ポイント決済サービス1000億円増目指す
鉄道会社と金融業、2つの企業がタッグを組むことで、新たにサービスです。
WESTERミライバンク(仮称)
・預金
・住宅ローンなど
おさいふWESTER
・ひとつのアプリで口座開設から決済まで
■「関西のお金の流れを一気に抑えることができるかも」
企業側、利用者側のメリットについて、安田洋祐・政策研究大学院教授は次のように指摘します。
【企業側のメリット】
顧客の獲得が厳しい中でビジネスの幅が広がる
【利用者側のメリット】
割引が増えたり手間が省ける便利なサービスが生まれる
そのほかにも、JR東日本と楽天銀行、阪急阪神ホールディングスと池田泉州銀行がタッグを組むなど、鉄道と銀行のタッグの動きは進んでいます。
元テレビ朝日アナウンサーで弁護士の西脇亨輔弁護士は今回の動きを「業務提携だけではなく資本提携まで進んでいることが大きなポイント」と指摘。
「大阪を拠点にする2つの企業の連携は関西のお金の流れを一気に押さえることができるかもしれない」と注目します。
(関西テレビ「newsランナー」2026年5月1日放送)