各地で出没が相次ぐ冬眠から目覚めた“春のクマ”。

観光客でにぎわう京都にある世界遺産・仁和寺では、右京区内でのクマの目撃情報を受けて、霊場への入山を禁止にしたと発表しました。

現場から岡安譲アナウンサーの報告です。

京都市右京区にある世界遺産・仁和寺。境内からおよそ200メートルほど離れた山道の前にいます。

ここには注意書きの看板があります。

『右京区付近にクマの目撃情報がありました。ご参拝の皆様の安全確保のため、成就山へのご入山は当面の間ご遠慮ください。またご参拝をされる方は自己責任となります』

先月25日、ここからおよそ5キロ離れた清滝川沿いで3頭のクマが見つかりました。被害は確認されていないということです。

山は一帯となってつながっていますので、山道を管理する仁和寺としては、参拝する人の安全確保を最優先として今回の判断にいたったということです。

この場所では3日に、このエリアを歩くイベントも予定されていましたが、残念ながら中止となりました。

観光地としてはもちろん、地元の方の散歩コースでもあり、今回この山道への立ち入りが禁止になったということです。

あくまで立ち入り禁止はここから先の山道で、仁和寺の参拝は通常通りできます。

去年の秋ごろから年末にかけても、クマの目撃情報が相次いだために同様の措置を行ったとのことですが、春に立ち入り禁止措置を行うというのは初めてのことだということです。

入山再開の時期は安全確認が取れ次第ということです。一体何をもって安全と確認するのか、その判断が非常に悩ましいということで、関係者の方は頭を悩ませておられました。

(関西テレビ「newsランナー」 2026年5月1日放送)

関西テレビ
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