夜空に大輪の花を咲かせる打ち上げ花火。
夏の風物詩、花火大会は長年人々を楽しませてきました。
しかし、当たり前だった花火大会の開催にピンチが迫っていたのです。
山陰地方を代表する毎年8月開催の夏祭り「米子がいな祭」。
クライマックスを飾る花火大会ですが、2026年は一時、休止の方針が打ち出されたといいます。
米子がいな祭 実行委員会・鶴田陽介委員長:
近年さまざまなものが高騰していて、予算面でも大変、大変、不安がありました。
背景にあったのは、警備の人件費や花火の費用などコストの大幅な増加です。
企業や市民からの寄付などにより、何とか開催が決まりました。
コスト高の波は花火製造の現場にも。
灰示花火・平賀真人代表:
(材料費が)20%ぐらいは上がってきている。
さらに、追い打ちをかける中東情勢の悪化に頭を悩ませていました。
灰示花火・平賀真人代表:
例えば、紙でも火薬でもそれぞれ業者さんがその影響を受けた中なので、製造するのに値段がかかる。
すでに福島・須賀川市の花火大会は見送りとなるなど、影響が出始めています。
不安を抱えるのは、都内でも。
天候に恵まれず2年連続で直前に中止となった「足立の花火」。
2026年は5月30日に開催が決まっていますが、主催者の足立区観光交流協会・安田真人事務局長は、2027年以降の開催について「原油高等々の影響は間違いなくしてくるとは思うので、不安に感じているところではあります。皆さんのご期待に応えたいという思いでやっているので、しっかりと継続はしていきたいなと思っています」と話しました。