1日は全国的に「5月の嵐」となり、東京都心は2026年一番の雨の量を記録しました。
帰宅時間帯以降も太平洋側を中心に激しい雷雨に警戒が必要です。
5月の嵐「メイストーム」が直撃した関東。
1日午後0時半ごろの茨城・北茨城市では道路が冠水していました。
バスのタイヤの半分ほどまで水位が上昇し、水面が波打つ様子も見られました。
午後0時半ごろ、土浦市のJR常磐線・土浦駅で撮影された映像からは、ホームに停車した列車に滝のように降りつける雨の様子が確認できます。
JR常磐線はこの大雨の影響で一時、運転見合わせとなりました。
運転が見合わせとなった高萩市のJR高萩駅では足止めとなった利用者の姿があり、一時、運転見合わせにより代行バスが運行されていました。
一時、大雨・洪水警報が出た茨城県北部では、関根川が氾濫危険水位を越え、茶色く濁った水が勢いよく流れていました。
全国的に「5月の嵐」となった1日、人気観光地の一つ、神奈川・箱根町では12時間で100mmを超える大雨となりました。
午前9時半前の大涌谷では雨脚が強まり、景色も見渡す限り真っ白になっていました。
そんな中、大涌谷ではワンちゃんもおそろいのレインコートを着て雨対策をしており、ダウンジャケットを着ている観光客の姿もありました。
ダウンジャケットを着た観光客は「前に来たときも雨だったんですよ。すごく薄着で来てすごく寒かったので」「暖かい寒くない」と防寒対策はばっちりでしたが、「何にも見えない。もう霧、霧。富士山も見えず…」と話していました。
全員かっぱを着用した家族連れの観光客からは「きょう、もうわかっていたので傘ではなくカッパを着て行こうと思って。きょうは黒たまごを食べに来ました。きょうは絶対に人が居ないだろうと、逆に穴場だろうと思って来ました。もう完璧ですね。もう予想通り。(Q.景色は見えないが)まぁ結局似たようなもんです。たまごさえ食べられれば良かったんです」という声が聞かれました。
神奈川・相模原市では、のり面のコンクリートが大きく崩れ、看板やフェンスが歩道まで落ちていました。
1日午前9時半ごろ、「土砂崩れです」と110番通報があり、国道412号線沿いで畑の土が歩道に流れ出しました。
未明から降り続いた雨が原因とみられ、市は歩道を通行止めにし周辺に注意を呼びかけました。
新潟・阿賀野市では激しい雨に加え、強い風も吹き荒れていました。
午前11時半ごろの映像からは、農業用ハウスのビニールがめくれ上がるほどの強い風が吹き荒れている様子が確認できます。
一部で、シートがなくなっている場所もありました。
岡山市では道路の上を激しい横殴りの雨が打ち付ける様子が見られました。
「5月の嵐」は千葉県の成田空港でもみられました。
午前10時半の成田空港では、朝から強く降っている雨の影響か、離れた場所からだと管制塔が白くかすんで見えにくくなっていました。
また、車止めのほうを見てみると、いつもと比べ利用者が少ないように見え、スーツケースを運ぶ旅行者も、水たまりをまたぐようにして歩く様子が見られました。
正午過ぎの神奈川・小田原市では雨の中、傘をさして観光する人の姿があり、足首の辺りまで水が届くほど深い水たまりもできていました。
小田原城も雨でかすんでいました。
小田原城を訪れた人からは「昨日今日は平日なんですいてるかなと思って。ちょっと残念な天気ですけど」「雨がひどくて。でも小田原城も上まで一応行って見てこられたので。曇りで何も見えない感じで」などの声が聞かれました。
神奈川・秦野市内を流れる川は大雨の影響で増水し、激しい勢いで流れていました。
静岡・伊東市では排水溝から水があふれ出し、道路が冠水する被害も出ました。
東京・中央区日本橋にある「小網神社」では、参拝のために雨の中、多くの人が傘をさして並んでいました。
小網神社を訪れた人からは「今日が大安。縁起が良い日だからついでにきた。ライブとか当たりますように」という声が聞かれました。
小網神社は“強運厄除けの神様”と称され、最強パワースポットとして知られています。
そのご利益を求め、ゴールデンウィークを利用して地方からも、多くの人が雨にも負けず訪れていたのです。
小網神社を訪れた人からは「めっちゃ雨ですけど、こんなに並んでるってすごいなって思いました」という声も聞かれました。
全国的に「5月の嵐」となった1日、岡山県では午後1時半ごろ、ひょうが降り路面に白く積もりました。
広島・尾道市でもひょうが降り、アスファルトを強くたたきつけている様子もみられました。
広島県では雲の合間から青空がのぞく中、雷鳴がとどろくなど大気の状態が不安定となり、広い範囲でひょうが降りました。
「5月の嵐」は東京・お台場でもみられました。
横殴りの雨から身を守ろうと、傘を斜めに傾けて歩く人や傘が風であおられる様子が見られました。
東京都心では午後1時10分までの12時間で48mmの雨が降り、2026年一番の大雨となりました。
関東では、帰宅時間帯にも大気の状態が不安定となる恐れがあり、天気の急変に注意が必要です。