プレスリリース配信元:株式会社HADO
背景に「ライフスタイルの変化」と「自己投資意欲の向上」。専門性とユーザーの習熟度のミスマッチが生む“活用の壁”を可視化しました。
株式会社HADO(本社:東京都渋谷区、代表取締役:田中大雅)が運営する、消費者参加型メディア「Monita(モニタ)」は2026年4月、全国の男女30人を対象に「プロ仕様製品の導入と利用実態に関するアンケート」を実施いたしました。
■ 調査の背景
近年の「おうち時間」の定着やSNSによるクリエイティブ活動の普及により、一般消費者の間でもプロが使用するような「高機能・高品質」な製品への注目が高まっています。特に30代・40代を中心に、自身の趣味や家事をアップデートするための「自己投資」として、高単価なプロ仕様製品を選択する層が増加傾向にあります。
しかし、一方で「高性能ゆえの使い勝手の難しさ」や、生活環境とのミスマッチによる「早期の利用断念」も少なくありません。本調査では、こうした消費行動における「理想と現実の乖離」を可視化し、ユーザーが製品の真の価値を享受するための課題を抽出することを目的に実施いたしました。
■ 調査結果サマリー
- 導入者の63.3%が「現在は殆ど使用していない」実態:高機能への期待から導入するものの、日常的な利用サイクルに乗らず、室内での保管状態(オブジェ化)が続いているケースが過半数。
- 継続利用を阻む「三つの障壁」が判明:製品スペック以前の「物理的負荷(重量・サイズ)」「認知的負荷(操作の難易度)」「維持負荷(清掃・準備)」が活用の妨げに。
- 「形から入る」購入動機と習熟度のギャップ:高額製品が「スキルを補完してくれる」という期待に対し、実際の専門機材には相応の習熟期間が必要であるという事実が挫折の要因となっている。
■ 調査詳細:30人の回答から見る活用の実態
1. 導入後の活用状況
「導入した高機能アイテムは現在どのような状態ですか?」という設問に対し、63.3%(19名)が「現在は使用せず保管状態にある」と回答しました。また「意地で使い続けているが、機能を把握しきれていない」層を含めると、全体の約7割が製品のポテンシャルを十分に引き出せていないという課題を抱えています。

購入後のアイテムの現状。6割以上が活用できず、部屋の「オブジェ」と化している実態が明らかになった。
2. アンケート回答原文:直面した課題(インサイト)
【専門性と利用環境のミスマッチ】
「直面した壁は、その機材があまりにもプロの現場向けすぎたことです。まず、オーディオインターフェースの専用制御ソフトが、まるで戦闘機のコックピットのような複雑さでした。マニュアルを読んでも「ルーティング」や「ファンタム電源」といった用語の嵐で、録音ボタンに辿り着くまでに丸一日を要しました。ようやく録音にこぎつけても、今度はマイクの性能の良さが問題になりました。感度が良すぎるあまり、隣の部屋で家族がテレビを見ている音や、外を走るバイクの排気音、自分の空腹で鳴る音まで、驚くほどクリアな音質で拾い上げてしまうのです。結局、そのノイズを除去するためにさらに高機能なソフトを買い足すという、本末転倒な状況になりました。」 (30代・男性/プロ仕様の音響機材セット/ステータス:保管状態にある)
【物理的・認知的負荷による利用頻度の低下】
「まず、カメラの重さが完全に誤算でした。レンズをつけると3kgを超え、首からぶら下げると身体的負担が大きく、撮影スポットに着く頃には疲弊してしまいました。また、プロ仕様ゆえに操作系が多岐にわたり、急なシャッターチャンスにおいて設定の選択が間に合わず、決定的な瞬間を逃してしまいました。結果として、簡便に操作できるスマートフォンのカメラで撮影した写真の方が満足度が高いという状況に直面し、機材の習熟には相応の学習コストが必要であることを痛感しました。」 (40代・男性/フルサイズ一眼レフカメラ/ステータス:保管状態にある)
【機能性とメンテナンス性のトレードオフ】
「多機能ゆえに操作が複雑で、メニューが細分化されすぎていたため、使用の度に説明書を確認する必要がありました。パン作りなどの高度な調理に挑戦しようとしても、設定がシビアで期待通りの仕上がりを得るまでに時間を要しました。さらに、調理後の庫内清掃などのメンテナンス負荷も高く、結果として『手軽に利用する』という日常使いのサイクルから外れてしまい、現在は基本的な温め機能以外の活用が困難な状態にあります。」 (30代・女性/多機能スチームオーブンレンジ/ステータス:活用が限定的である)

アイテム別「宝の持ち腐れ」発生数。日常的に使用するキッチン家電や、高額なカメラ機材が上位を占める。
■ 考察
本調査により、消費者が「高機能・プロ仕様」の製品を導入する際、スペック上のベネフィットのみに注目し、導入後の「運用コスト(学習・維持・身体的負荷)」を過小評価する傾向があることが示唆されました。市場において製品の差別化が進む中、ユーザーが自身のライフスタイルや習熟度に合致した「適正スペック」を選択できるための情報提供が、購買後の満足度維持において極めて重要であると考えられます。
■ 調査概要
調査内容:「プロ仕様製品の導入と利用実態に関する調査」
調査期間:2026年4月28日
調査対象:全国の男女
有効回答数:30件
調査方法:インターネット調査
■ 株式会社HADOについて
HADOは事業づくりと事業成長を研究し続けるグロースハックカンパニーです。あらゆる事業をDXするグロースハックパートナーとして、あるいは自ら市場に切り込むインキュベーターとして、事業創出に向き合い続けています。
会社名:株式会社HADO
代表者名:田中大雅
所在地:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町21-4 渋谷桜丘町ビル3階
設立:2020年11月6日
お問い合わせ先メールアドレス:cs@monita.online
【本データの引用・転載に関する条件】
- 出典元として「Monita(モニタ)調べ」と明記
- 公式サイト( https://monita.online/article/9066 )へのリンク設置
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