また、就職活動では、最終段階でSNS調査をする企業も増えてきており、リアルな履歴書としてネット上の情報が使われる時代です。だからこそ、不必要な情報はアップしないほうがいいのです。
こうした個人情報の扱いは、子どもだけでなく、大人自身も注意する必要があります。大人が個人情報の範囲を狭く捉えていると、子どもも同じように理解してしまうでしょう。もしあなたが、個人情報を狭く考えているならば、まずはあなた自身が「どこまでを個人情報と考えるか」をアップデートすることが必要です。
個人情報を書かずに相談するには?
多くのウェブサービスやアプリは、「安全に配慮」「特定の目的だけに使う」「機械学習に利用しない」とうたっています。しかし、クレジットカードの番号やパスワードでさえ漏れることがあるのですから、「絶対安全」はありません。
個人情報は入力する前に、適切な「言い換え」「ぼかし方」を家庭で共有しておきましょう。
・固有名詞は極力使わない
(例)「 〇〇市立△△中学校に通っています」ではなく、「中学生です」で十分な場
面が多い
友だちや兄弟の本名は書かず、「仮名:Aくん」「弟」といった表現にする
・家や生活圏を特定させない
(例)「 家の近くに〇〇があります」ではなく、「今度〇〇に行く予定です」と言い
換える
・習慣や行動パターンを明かさない
(例)「毎週○曜日の塾のあとに○○に行きます」ではなく、「○○に行きます」で十分な場面が多い
こうした具体的な言い換えの「型」を家族で共有しておくと、いざというときにも慌てずに済みます。
「高濃度情報」が個人特定の引き金に
また、「情報の濃度」という考え方も役に立ちます。
