嘱託警察犬とよばれる民間の警察犬の技術向上などを目指す競技会が、21日、鹿児島市の桜島のグラウンドで開かれました。
競技会に参加するため、鹿児島市の桜島のグラウンドに集まった6人の指導手と、9頭の嘱託警察犬。
「嘱託警察犬」とは、県警から嘱託された民間の警察犬のこと。
最初の競技は犯人の足跡を辿り、遺留品に見立てたキーホルダーなどを見つける「足跡追及」です。
挑戦するのは3歳のイトくん。
指導手歴約15年 岩元勇一さん
Q.イトくんはどういう性格?
「優しい」
「灰が降っていたからそこがやはり難しい」
指導手の合図でスタートしました。
クンクンと地面の匂いを嗅いでいきます。
火山灰のにおいに惑わされず、見事に2つの遺留品を見つけることができました。
岩元さん
「よくがんばった」
Q.きょうがんばったご褒美は?
「おやつとボール」
続いて行われたのは山の中に隠れた2人の行方不明者役の警察官を見つける「捜索救助」です。
挑戦するのは、来週2歳の誕生日を迎えるカムイくんです。
実はカムイくん、2025年11月の審査会に合格し、嘱託警察犬になったばかりのルーキーです。
轟木康陽記者
「カムイくんがスタート地点にやってきました。果たして練習の成果は発揮できるのでしょうか」
「よし」
合図とともに颯爽と走り出しました。
数分後、尻尾を振りながら笑顔で戻ってきたカムイくん。
果たして結果は…
「がんばった。80点かな。(見つけられたのは)結局1人だった。もう1人、絞りきれなかった。高齢者の行方不明事案も多いので、この子が活躍できるところ、社会貢献ができれば」
2025年、県内では嘱託警察犬の出動件数は11件あり、そのうち1件では行方不明者の発見に結びついたということで、今後も嘱託警察犬のさらなる活躍が期待されます。